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【SEA Games】ベトナム女子代表がカンボジアに7発大勝、A組首位突破で準決勝進出

ベトナム開催の第31回東南アジア競技大会(SEA Games 31)は5月14日に女子サッカーのグループA第2節、ベトナム女子代表(通称ゴールデンガールズ)とカンボジア女子代表の試合が東北部地方クアンニン省カムファー・スタジアムで行われ、ベトナムが7-0で大勝した。この結果、ベトナムは2連勝で同組首位となり、準決勝進出が確定した。

Photo:VFF

初戦で難敵フィリピンに2-1で勝利したベトナムは、第2節で大量失点による敗戦を喫しない限り、準決勝進出が決まるという状況。対するは、SEA Games初参戦で同組最弱のカンボジアとあって、試合前からベトナムの圧勝が予想されていた。

ベトナムはこの試合、数人の主力を温存したが、前半からカンボジアを圧倒。開始早々の7分にMFグエン・ティ・バンのゴールで先制すると、その後もシュートの雨を降らせるが、全員が自陣に引いて守るカンボジアを崩しきれず、前半を1-0で折り返す。

後半に入ると、ベトナムは主力のMFグエン・ティ・トゥエット・ズンを投入し、攻撃に厚みを加える。58分には鋭い飛び出しでPKを獲得したFWファム・ハイ・イエンが、このPKを自ら決めて追加点。65分には途中出場のトゥエット・ズンが得意のFKから3点目を決めると、ここからベトナムのゴールラッシュが始まる。77分、79分、80分、82分と立て続けに4点を追加。

前半攻めあぐねた印象のベトナムだったが、終わってみればカンボジアに7-0の大勝。ベトナムは2連勝で勝ち点を6に伸ばし、グループA首位で準決勝に駒を進めた。2位フィリピンも準決勝進出が決定。なお、準決勝は5月18日行われる。

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