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【SEA Games】ベトナム女子代表がミャンマーを下して決勝進出、大会3連覇をかけた決勝で宿敵タイと激突

ベトナム開催の第31回東南アジア競技大会(SEA Games 31)は5月18日に女子サッカーの準決勝、ベトナム女子代表(通称ゴールデンガールズ、A組1位)とミャンマー女子代表(B組2位)の試合が東北部地方クアンニン省カムファー・スタジアムで行われ、ベトナムが1-0で勝利した。

Photo:VFF

大会3連覇を狙う女王ベトナムは、現時点のベストメンバーをスタメンに送り込み、立ち上がりから果敢に攻めた。フイン・ニューとファム・ハイ・イエンの両エースストライカーを中心に攻めるベトナムは28分、FKのチャンスからフイン・ニューが技ありのヘディングを決めて先制。前半を1点リードで折り返す。

後半に入ると、ミャンマーも反撃を開始。ベトナムは何度か危ないシーンを迎えたが、守護神チャン・ティ・キム・タインの活躍もあり、ミャンマーの攻撃をシャットアウト。一方のベトナムにも幾つか決定機があったが、決めきれなかった。それでもベトナムは終始試合の主導権を握る形で1-0の勝利を収め、見事に決勝進出を決めた。

同日行われた準決勝のもう一試合では、タイ女子代表(B組1位)がフィリピン女子代表(A組2位)に3-0で快勝。これにより決勝のカードは、ベトナムとタイによるライバル対決となった。ベトナムは5月21日に行われる決勝で、3大会連続の金メダル獲得を目指す。

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