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W杯初出場の東南アジア女王ベトナム、7月にアウェイでフランス女子代表と親善試合

東南アジア女王のベトナム女子代表(FIFAランキング32位)は、フランスサッカー連盟(FFF)からの招待を受けて、7月1日にフランス女子代表(同3位)とフランス中部の都市オルレアンで親善試合を実施する計画だ。

これはフランス女子代表にとって、7月6日~7月31日に英国で開催されるUEFA欧州女子選手権2022に向けた準備。ベトナムにとっては、FIFA女子ワールドカップ2023に向けた重要な戦力強化の場となる。ベトナムはアジアの大会でオーストラリアや日本、韓国などと対戦することは多いが、欧州トップクラスの強豪国とアウェイで対戦するなど滅多にない機会。

ベトナム女子代表は近年、東南アジアの主要タイトル(SEA Games、AFF女子選手権)を総なめにしており、今年2月にインドで開催されたAFC女子アジアカップ(兼 女子ワールドカップ予選)ではプレーオフを勝ち抜いて念願のワールドカップ初出場を決めた。このことで世界的にも注目されたことが、今回の親善試合の招待に繋がったとみられる。

なお、ベトナム女子代表は現在、自国開催の第31回東南アジア競技大会(SEA Games 31)に出場中。ここまでは順当に勝ち進んでおり、5月21日夜に行われる決勝で宿敵タイと対戦する。ベトナムはこの大一番に勝利すれば、大会3連覇と最多7度目の金メダル獲得が決まる。

 

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