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混血集団フィリピンに惨敗のベトナム女子代表、初出場の女子W杯に向けて越僑選手を補強すべき?

先日フィリピンで開催されたAFF女子選手権2022は、開催国フィリピン女子代表が決勝でタイ女子代表に3-0で快勝してフィリピンサッカー史上初となる国際タイトルを獲得した。前回女王として出場したベトナム女子代表(ゴールデンガールズ)は、準決勝でフィリピンに0-4で惨敗。今大会のフィリピン女子代表は、男子代表(通称アスカルズ=雑種犬)と同様に多くの混血選手で補強しており、圧倒的なフィジカルとスピードを有し、東南アジアの2強であるベトナムとタイを粉砕した。

近年フィリピン女子代表の躍進は目覚ましい。今年2月にインドで開催された女子アジアカップ2022ではベスト4に躍進して、来年のFIFA女子ワールドカップ出場権を初めて獲得。今年6月にベトナムで開催された東南アジア競技大会(SEA Games)では史上初の銅メダルを獲得。そして、今年7月に自国開始したAFF女子選手権では、ついに初の国際タイトルに輝いた。

今大会でフィリピンに惨敗したベトナムは危機感を募らせており、初出場となる来年のFIFA女子ワールドカップに向けて、フィリピン同様に実力がある混血選手や越僑(在外ベトナム人)選手の代表招集を検討すべきという声も上がっている。今回は近い将来ゴールデンガールズに招集されるかもしれない越僑女子サッカー選手たちをまとめて紹介する。

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