松沢呉一のビバノン・ライフ

ソウルは熱かった-ソウル・クィア・パレード 1(松沢呉一) -2,105文字-

 

クィアパレード、銭湯、カムジャタンの5日間

 

vivanon_sentenceソウルに4泊して、昨日遅くに帰ってきました。ソウルは暑かったし、熱かった。

私が銭湯巡りをするきっかけは韓国の銭湯やサウナの話を聞いたことにあります。また、一時はほとんど毎週のようにカムジャタンを食べていて、その点でもいずれは韓国に行かねばなるまいと思っておりました。しかし、銭湯やカムジャタンのためだけに韓国に行くには至らず、今回のソウル・クィア・パレードは重い腰を上げる動機としては十分でありました。

初の韓国旅行は大変充実しておりました。もちろん、クィア・パレードがメインではあるのですが、すでにいろんな人が書いていて、報道もなされ、写真も公開されているでしょう。出遅れたのでもういいかと思ったのですが、写真を見ると、このまま公開しないのはもったいないなと思い直し、以下に簡単に説明を加えて出しておくことにします。

妨害をするプロテスタントの人々はただただ恥を晒しただけなので、あとでついでにまとめます。

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6月28日早朝の様子。6時台です。ソウルでの私は連日早起きでした。手前は道路で、青いテントから向こうが会場。

 

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これは8時台だったと思います。まだステージ周りやブース、フロートの準備をする人たちしかおらず。

中央に見えるのがソウル市庁の古い庁舎。その背後のガラス張りの建物が新庁舎。ステージは反対側です。

 

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ブースのスペース。この右側が芝生。正面がステージ。その向こうの建物はプラザホテル。クレーンはスピーカーを吊るためのもの。

 

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三々五々人が集まってきますが、午前中はまだこんなもの。

 

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警察官も集まってきました。

 

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これは喫煙所です。彼らは規律がゆるくて、タバコを吸ってるわ、ダンキンドーナツで涼んでるわで、「まだ配置についていないにしても、リラックスしすぎじゃないか」と思ったのですが、徴兵された人員の中から選ばれて機動隊が組織されていると聞きました。若さと数が必要ですから。それが事実かどうか確認はしてないですが、そうだとすると、あんまり厳しく管理できないのかも。

 

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会場で見かけたラブラブのカップル。たぶん左の人は今春まで日本に留学していて、映画を撮っていたりするんじゃないかな。右側はきっと日本の大学生です。

 

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思いを書き込むボード。この時はまだ少ないですが、メッセージが隅々まで書き込まれていきます。

 

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まだ人が少ない頃に飛んだレインボーのカイト。

 

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TOKYO NO HATEのブースで感慨深げなオドレーヌ。あるいは金相佑君送別会に続く二度目の舞台にして、海外デビューすることになって緊張しているところか。

 

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プラザホテルの窓にもレインボー・フラッグが。

 

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これはTOKYO NO HATEのメンバーである張由紀夫君とカメラマンのろでぃーさんが泊まっている部屋。気づいた人は少ないかもしれず、来年は6階分貸し切るといいかもしれない。

 

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これ以降は次回。以下は今となっては知らんでもいいことです。

 

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