松沢呉一のビバノン・ライフ

米国のライブチャットでは18歳未満が出ている可能性がある-毛から世界を見る 22- (松沢呉一) -3,201文字-

ポルノはライブチャットに移行している-毛から世界を見る 21」の続きです。

 

 

 

馬脚を露わしたヒューマンライツ・ナウ

 

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「ビバノンライフ」の更新本数を増やす方針を立てて、ここしばらく今まで自分がやってきたことのまとめみたいなものに走ってましたが、更新ペースを元に戻して、やっと現世に戻ってきました。

そちらに集中していたため、世間の動きにすっかり疎くなってましたが、ヒューマンライツ・ナウがいよいよ馬脚を露わしたようですね。人権団体を装った、ただのポルノ規制団体だと断じてよさそうです。

これについては、欧米の規制がどうなっているのかについてちゃんと調べてから正確に批判したいと思ってますが、「ポルノはライブチャットに移行している」に既存のポルノ産業から、金も人もライブチャットに流れるようになっていると書いたことが、まさに今この国でも起きようとしています。

※上に出したSSは、CAM4出演者が十八歳未満の疑いがあって閲覧ができなくなった時の表示。そんなもんを追っているわけではなく、たまたまその瞬間に出くわした時のものです。あくまでその疑いがあっただけであり、実際にどうだったのかは確認不可能。

 

 

規制がライブチャットの時代を招く

 

vivanon_sentence最新号の月刊「サイゾー」によると、米国で既存のポルノからライブチャットに移行しているひとつの要因は、既存のポルノの規制にあるそうです。

ヒュー マンライツ・ナウの主張通りに規制したら、制作者、メーカー、販売者だけじゃなく、出る側のリスクが増大します。さらには、18歳未満に見えると、18歳以上であってもAVには出られなくなるかもしれない。

そうなったら、皆さん、よりスムーズに出られるライブチャットに流れます。当然ここでも出演できる年齢は18歳以上で、日本方式では配信業者と契約の段階で 出演者の年齢チェックがなされ、その規制強化を道徳団体は狙ってきそうです。

その点、米国方式のライブチャットだと、出演時の契約なんてありません。ぶっちゃけ、18歳未満が出演している可能性は十分にあります。あくまで「ライブチャットの運営がそのことに気づかない限り」であり、よって見ている側も気づかないわけですけど。

 

 

米国方式のライブチャットでは事前の年齢チェックなし

 

vivanon_sentence米国方式のライブチャットでは、事前の年齢チェックは不可能です。事後も完全なチェックは不可能です。つまり、そうとは知らず、18歳未満の裸を見てしまう可能性はつねにあるのです。性器までも。

では、米国方式のライブチャットではどういう方法で18歳未満のチェックをし、アカウントの停止を行っているのでしょうか。

CAM4の年齢チェックについては私自身が体験済みです。私が16歳の時にCAM4に出ていた時の経験ではありませんよ。中継している横で見ていたのです。

 

※以下、有料部分でも児童ボルノが見られるわけではないので誤解なきよう。しかし、裸は出ているので、18歳以上の方のみご覧ください。

 

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