松沢呉一のビバノン・ライフ

顔とチンコの関係は?—チンコ調査 1-[ビバノン循環湯 172] (松沢呉一) -3,823文字-

※顔から乳と陰毛を見抜くことが可能か否かを調べた「乳と陰毛調査」の続編。あちらはSPA!、こっちはBUBKAでやったはず。店の紹介と女の子を讃える言葉が多いのは、宣伝ということで協力してもらったためで、誌面にも数名登場してもらったはず。それらの店は現在ひとつも残っていない。さて、結果や如何に。

 

 

 

次はチンコだッ!

 

vivanon_sentence乳と陰毛を顔で当てる実験をしてみて、非常に興味深い結果が得られたのに力を得、男の体でもこれを試してみることにした。風俗嬢を集めて「チンコ当てコンテスト」を実施しようとして挫折した過去があるが、よく考えてみれば、これも写真でやればいいのだ。こうして構想五年にして、遂に真実が明らかにされる時が来たのだ。五年も構想するような話じゃないけどな。

実験方法は乳や陰毛と同じ。ただし、チンコの場合は、大きさに変化があるため、乳や陰毛よりもうちょっと作業が複雑になる。まず男性編集者七人の顔と着衣の全身を写真に撮り、これを「セット1」にする。続いて平常時のチンコと、緊急時のチンコを上と横から写真に撮る。この三枚のチンコ写真を合わせて「セット2」にする。そして、「セット1」と「セット2」を組み合わせてもらうわけだ。満点は六点で、満点を出した女性を「チンコ・クィーン」に認定しよう。

ペニスの文化史 「乳・陰毛」当てでは、裸を見慣れている人ほど高得点を記録した。これを踏まえ、今回は、チンコを見慣れている職業の筆頭である風俗嬢に当ててもらうことにした。チンコと言えばやはり池袋だろう(特に意味はなし)。

エントリーナンバー1番は性感ヘルス店「パパラッチ」の葉月ちゃん。なんと本日が初出勤。「真剣勝負なので、裸になった方がよかろう」などといい加減なこと言って全裸になってもらったところ、ものすげえいい乳。デカいが張りもあり、私がもっとも好きなタイプの乳。ストリッパーが本職というだけのことはある。この乳なら満点も期待できそう。

ところがどっこい、たったの1点で終わってしまった(ここでも、確率上は偶然でも1人当たる)。あんないい乳してるのに。何の関係もないけど。バツとして乳を吸わせてもらいたい。

2人目は同じ店のきりちゃん。自前のヒラヒラ・ランジェリーがとってもステキ。でも、普段はノーパンだそうだ。それもステキ。

「アタシは悪い人が好きなの。あとポリシーをしっかり持っている人」

ポリシーを持った悪い人って、極悪人じゃねえのか。きりちゃんは長考の結果、堂々の3点。点数もステキね。 「好きなタイプのオチンチン3本が当たった」と喜ぶきりちゃん。好きこそものの上手なれ。

 

 

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