松沢呉一のビバノン・ライフ

吉原では陰毛に変化の兆しが—毛から世界を見る 39- (松沢呉一) -2,294文字-

2017年度・日本の陰毛-毛から世界を見る 38」の続きです。

 

 

吉原のソーブ嬢で全剃りは2割程度という証言

 

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内村航平の毛がバッシングされるくらいで、「毛は不潔。見た目も汚い。野蛮。だらしがない」という我がメッセージが、サブリミナルな効果となって、この国に浸透しつつあるようです(私はいったいどっちの味方かって感じですけど、面白い方の味方です)。

吉原の情報サイト「ギャルズコレクション」の主宰であり、ソープ嬢の写真を多数撮っている酒井よし彦によると、「ソープ嬢でパイパンは2割くらいいると思います」とのことです。この数字に注目しました。

今から十年以上前、私が風俗ライターだった時代は、ロリ系の店、パイパン専門店を除くと、パイパンは5%、あるいはそれ以下だったと思います。

それが2割まで増えているとすると、激増と言ってもいい。

ただし、今もロリを売りにしているソープ嬢が剃っている傾向があって、「大人の女は毛が生えているもの」という思い込みまではなお壊せないでいます。

酒井よし彦によると、「一度はパイパンにしても、客受けが悪くて、また生やすのもいる」とのこと。ロリキャラにはパイパン好きの客がつく。そういう客だけを集められればいいとして、それ以外の層も拾うとなると、毛があった方が有利です。

 

 

今現在のプロの標準的毛の状態

 

vivanon_sentence脇毛は微妙で、伸ばしている方が今やプロっぽいので、処理している方がずっと多い。それでも、ソープ嬢には稀に脇毛を伸ばしているのがいるそうです。

「写真を撮らせて欲しいと言ったことがあるんですけど、恥ずかしがって断られてしまいました」

この判断は間違っていると思います。たしかに脇毛が好きな客は少なく、その何倍も嫌がる客がいます。脇毛があると思っていなかったのに脇毛があると、次は指名しない可能性があります。脇毛好きは、少数ながら、世界中に確実に点在しますから、広く宣伝することによって、細かく拾い集めた方が賢いと思います。

 

※以下、陰毛写真と陰毛なし写真が出てくるので、18歳以上の方のみお進みください。

 

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