エスコート・マゾの条件と実情—作業用・M男予備5-(松沢呉一)-8,030文字-
このシリーズは文庫の作業用です。「ビバノン」の編集ページに慣れてしまって、ここで文庫用に原稿の手直しをやっており、ついでに一時公開する趣旨です。
通し番号は仮の掲載予定順です。バラバラに出していきますので、通し番号も飛び飛びになります。現段階ではどれを収録するのか決定しておらず、よって再録の許可をまだ得てません。本に収録されないものはそのまま残し、収録するものはその段階で非公開にすることになろうかと思います。そのため、「循環湯」の通し番号は現段階では省略します。カテゴリーのタグも「文庫作業用」のみです。空白にしている部分がありますが、気にしないでください。
連絡がとれる人でもまだ無断ですので、無料公開部分は相手の言葉が始まる前までとします。
図版は米国で1940年代から50年代に出ていたフェチ雑誌「BIZARRE」の表紙です。
マゾに目覚めたのは時代劇から
「女王様たちと友だちづきあいをしたい」「一緒に食事をしたり、映画を観に行ったりしたい」と願っているM男性は多いはず。当然のことながら、女王様たちにも男友だちはいて、現実にそういう相手をしている人がいる。その友だちの中にはM男性もいる。
では、いったいどうやったら、そういう相手に選んでいただけるのだろう。数々の女王様に選ばれている本人に語ってもらうことにしよう。
女王様たちに呼ばれている名前は本名なので、ここではUさんとしておく。Uさんは、あちこちの女王様たちと一緒に遊びに出かけたりしているともっぱらの評判だ。
(残り 7495文字/全文: 8165文字)
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