松沢呉一のビバノン・ライフ

2ヶ月で15キロ(推測値)の減量に成功—初めてのダイエット[4] (松沢呉一)

寿司食いてえ—初めてのダイエット[3]」の続きです。

 

 

 

食に対する意識の変化

 

vivanon_sentence当初はごはんがないと物足りなさがいつまでも続いて、肉を食い続けたのですけど、時間が経つにつれ、それもなくなりました、カレーも当初はライスにかけて食べる時の三倍くらいの量を食べてましたが、今は小皿で食べて終わり。

その分、だらだらとなにかしら食べていたりもするのですが、1回当たりの食事で言うと、どんどん少食になっていきます。

それとともに消えていくのは、同じものを食べ続けることへの抵抗感です。ふだんは「昼はカレーを食べたので、夜はとんかつにするか」なんてことを考えたりするわけですが、それがなくなりました。

外食はできるだけしないようになっているので、そんな贅沢は言ってられないってことだったりするのですけど、カレーを作るとずっとカレー。

一人暮らしでカレーを作ると、ずっとカレーになることは今までもありましたが、そういうことが続いているうちにちいとも抵抗がなくなっていきます。12月になってからは鍋がずっと続いてます。

カレーを食べ終わったらシチューを作り、シチューを食べ終わったら鍋。鍋を食べ終わったら味を変えてまた鍋。鍋を食べ終わったらカレー。みたいなローテーションの間に焼肉が入ったり、ハンバーグが入ったり。

食に対する執着がなくなってしまったところがあって、これまで毎月のように、知人たちと食事に行く会をやっていたのですが、これもやめてしまっています。

当初はそういう場で自分だけ米や麺を食べないのは興ざめで、だからと言って食べてしまうとそのあとズルズルになるかもしれないと恐れたためだったのですが、「おいしいものを食べに行きたい」という思い自体が薄くなってしまっています。私が呼びかけないことで、他の人が呼びかけるようになっていれば私も参加しますが、誰も呼びかけないので、まっ、いいかと。

 

 

体重を計ってみた

 

vivanon_sentence体重を減らそうという意識はまったくなかったのですが、体が軽くなった自覚がはっきりあります。自分の顔は風呂に入った時にちょっと見るだけで、あとは見ないですから、痩せたかどうかもわからないのですが、人に会った時に「痩せたね」と言われることも増えてきます。

それでもあんまり痩せた実感がなかったのは、銭湯の鏡で腹を見ると、中年の腹なのです。鏡を見るのはしゃがんだ状態ですから、腹の肉がだぶついてしまって、ちいとも痩せたようには見えない。しかし、やがてはその状態で見ても、前より贅肉が減ったように思えてきました。

体重を計ればいいし、うちにも体重計くらいあるのですが、20年以上使ってないと思います。銭湯で計ることがたまにあるだけです。でも、年に1回もない。体重に興味がないのです。

始めてからちょうど2ヶ月経った12月4日に、銭湯で体重を計りました。70.6キロでした。

 

 

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