松沢呉一のビバノン・ライフ

限界に達したか、あるいはイモの食い過ぎか—初めてのダイエット[7] (松沢呉一)

ケトン臭と皮膚掻痒症が発生—初めてのダイエット[6]」の続きです。

現段階での最終回ですが、また変化があったら続きを書く気になるかもしれないので、最終回とは銘打たないでおきます。

 

 

 

すでに限界か?

 

vivanon_sentenceダイエットでは時間とともに当初の意思が弱まって、そのうちリバウンドするのが定番ですけど、炭水化物カットは、他のものに比べて挫折しにくいと思います。この先、ずーっとこれを続けるのは自信がないですが、あと3ヶ月だったら確実にできます。そうする意味があるのかどうかの問題だけ。

どうしても体重を計り忘れる私ですが、今年になってから何度か体重を計ることに成功してます。やればできる。それだけ体重が気になってきているってことです。

しかし、すべて70キロ前後です。12月初頭に比べるとちょっとは減ってますが、10月11月の2ヶ月で10キロ以上減ったのに、それ以降、ほとんど変化がないのはなんらかの事情がありそうです。

年末年始はふだんよりは食べてますが、餅は一切食べておらず、肉や魚もバカ食いというほどは食べてないので、ここまでの方法による限界に達したのだと思います。

もともと私はなんも気にせず、炭水化物を連日食えるだけ食ってましたから、アバウトなルールで、炭水化物を減らすのは簡単でしたし、体重を減らすのも簡単でした。

しかし、当然、このルールでの限界点に達します。早くもそこに到達したのか。

もしこれが限界点だったら、もっと厳しいルールを導入する必要があり、それもできなくはないのですけど、体重を積極的に減らしたかったわけではないので、これ以上やり続ける動機ってものがあまりない。

 

 

徐々に増える炭水化物

 

vivanon_sentenceただ限界に達しただけでなく、気が緩んで、炭水化物を食べることが前よりも増えていることも原因になってそうです。

ここまで書いてきたように、最初の1週間はカツ丼のみ。以降もしばらくは週に1回程度ごはんを食べたり、麺を食べたりする程度だったのですが、1ヶ月もすると、それが週に2回くらいのペースになります。

以降、今に至るまでこの数字は変わらないのですが、前は食べていなかったものを間食するようになりました。チョコやクッキーの類いはたまに食べてましたが、2ヶ月間は生菓子系のケーキ、ドーナツ、まんじゅうみたいなものは一切食べず。

しかし、3ヶ月目に入ってからたまたまアップルパイを食べたらムチャクチャうまい。アップルパイを今まで好んで食べることはあまりなかったのですけど、こういったものを食っていなかったせいで、うまいんだ、これが。

これがきっかけでホットケーキを食べたり、菓子パンを食べたりしていますが、それでも週に1回か2回程度です。

なにしろ私のルールとしては1日1回ごはんや麺を食べてよく、それを週に2回程度しか食べていないので、その分、穀物主体の菓子を食ってもいいのです。まだルールは遵守していますし、これ以上食べたい感じでもない。

 

 

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