松沢呉一のビバノン・ライフ

フライヤーが完成しました—『マゾヒストたち』[無料記事編 7]-(松沢呉一)

猫将軍に描かれた強靭なマゾ—『マゾヒストたち』[無料記事編 6]」の続きです。

 

 

余韻は消えず

 

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壁を超えて生まれる共感—BLファンもゲイも女風利用者もヤリマン・ヤリチンも風俗嬢も売り専も集う蒼武蔵のイベント」に書いたように、あのイベントはホントに素晴らしかったのです。出演者にチップを渡したり、チェキを撮ったりする時間の、皆さんの幸せそうな顔が忘れられない。

前半の独り語りが長過ぎた感もありますが、それがメインのイベントであり、ファンにとっては聞けないことを聞ける貴重な会だったでしょう。

知り合いだから義理でヨイショしているのではなくて、今年の東京レインボープライドの段階では蒼武蔵の存在をまったく知らず、当日見て、そのパフォーマンスと肉体に魅せられました。それを感じたまま書いたところ、古くからの知り合いであり、一緒に連載をやっていたこともある青山夏樹さんが連絡をくれて、蒼武蔵さんは夏樹さんに縛られていることを知り、ここからやっと「知り合い」です。まさかのところでつながりました。

キャパ的にパンディットでは限界かと思うので、今後も引続き、あの小屋でやっていくのかどうかわからないですが、一度見た方がいいとオススメしておきます。蒼武蔵の肉体だけじゃなく、お客さんの幸せそうな表情を。

この日はフライヤーが間に合わなかったので、パンディットの奥野君がコピーを配布してましたが、昨日、完成しました。

 

 

 

フライヤーに込めた思い(大げさ)

 

vivanon_sentence通常、本の出版イベントは、出版の日から間を明けずにやります。本は初動が大事なのであります。

闇の女たち』の出版イベントは発売日前にやって、本がもれなくついてくる特典つきでした。その分、見本を多く刷ってもらいました。効果があったかどうかははっきりしなかったですが、発売のタイミングで話題を作っておくってことです。

しかし、今回はイベントをやっても人が来そうにない。これでは話題にもならない。

安倍内閣の誰かがマゾだったとしても、イメージが悪くなるだけで、野党のアホ議員に「けがらわしい」と言われて終わりですが、嵐の大野君や松坂桃李あたりの人気者がマゾだと告白したら空前のマゾ・ブームが起きます(あくまで例であって、彼らがMかどうか知らんです)。雑誌やテレビが「マゾってなんだ」という特集を組んで、そのたびにこの本が取り上げられます。

しかし、そんなことはありそうになく、編集者も売り方がわからなくて困っているので、客が来なくてもやっておくかということになって、パンディットの奥野君に話したらノリノリだったのでやることになったのはすでに書いた通り

発売からちょっと時間が経ってしまいますが、11月17日にやることになり、これでフライヤーを作れば、SMバー、フェティッシュ・バーの類いに配布できます。

フライヤーを作っても置くところがないので、本の宣伝でフライヤーを作ることはあまりない。書店には現物があるので、フライヤーよりポップを作ります。

SMクラブのほとんどは店舗がないため、フライヤーを置く場所がないですが、SM系の飲み屋であればたいていフライヤー置き場があります。店自体が周年イベントや女王様の聖誕祭をやっていて、フライヤーを作ってますので。

以下がフライヤーの表。

 

 

小さく畳んで持ち帰りやすいように、SM関係のフライヤーはたいていハガキサイズです。それがデフォルトになっているため、大きいサイズだと置き場がなくなります。

机の上にさりげなく置いておけば、やんわりと家族に自分の性癖を伝えられますし、電車の中でうっかり落とせば、冷たい視線を集めて、軽いプレイを楽しめるサイズになっております。

SMの飲み屋に置くことだけを考えたフライヤーなので、新潮社も数を作ってないと思いますが、まだ残っているそうなので、置ける店の方、配布できる方は私までご用命ください。友だち以外の方からのメッセージは気づかないことが多いので、Facebookのビバノン・アカウントにその旨書き込みをしてください。

続きます

 

以下はテンプレです。

 

 

世界はマゾでできている—松沢呉一著『マゾヒストたち』(新潮文庫)発刊記念

マゾしか出ません!!

 

 

 

本年5月をもって休刊となった「スナイパーEVE」で連載していた「当世マゾヒスト列伝」が『マゾヒストたち』として新潮文庫に登場。

18人の選び抜かれたマゾ男の精鋭たちのインタビューとコラムで構成された希有なM男たちの肖像。
その発刊を記念して、マゾヒストたちの生の声を聞きます。

女王様がいてのM男ですが、女王様は出ません。
M男が主人公のイベントです。

 

【出演】
松沢呉一(生活マゾ)

【スペシャルゲストのマゾたち】
クニオ(露出・身体改造・性豪・包茎自慢の変態)
山田龍介(元キックボクサー・ヤプーズマーケット代表)
紅葉(盲目のピアニスト・マゾ)

予定していたゴン太さんは欠席となりました。その代わりに変態界の大物が急遽出演決定。『マゾヒストたち』には登場しない人物ですので、当日までお楽しみに。

※本イベントは16禁です。15歳以下の方はご遠慮ください。

 

 

【会場】

高円寺パンディット

☎︎090-2588-9905


 

【日時】

2019年11月17日(日)

開場/ 13:00
開演/ 13:30

2時間半程度を予定しています。

 

【参加料金】

<お得な本付き料金>

前売 ¥2,500  当日 ¥2,600

<本なし料金>

前売 ¥2,000 ¥当日 ¥2,500

※いずれもドリンク別です。

予約はパンディット(二種の予約は入口が別になってます)

またはFacebookのイベントページで「参加予定」をクリックするだけで予約扱いになります。当日、どちらかを選択のこと。

 

ゲストのプロフィール

 

クニオ 思春期から裏山でセックスを始め、十代でストリップ劇場の楽屋まで出入りするように。以来、全国のストリップ劇場を回り、同時にトルコ風呂にも行くようになった。自身がマゾという自覚はないが、性器に傷をつけて黴菌をつけて化膿させるのが好きで、SMショーにもMとして出演している。自身が身体改造マニアという自覚はないが、ピアスを体中に入れて銭湯に通っている。包茎が自慢で、包茎サークルのメンバーでもある。

山田龍介 ブロのキックボクサーだったが、マゾに目覚めて、名古屋の北川プロのビデオにデビューし、多数のビデオに出演。最多本数に出たマゾ男優かもしれない。結婚し、子どももいたが、家庭を捨てて、マゾとして生きることを決意して上京。浅野ナオミ女王様の奴隷として軟禁生活を送ったあと、監禁専門ビデオメーカー・ヤプーズマーケットの代表に。同社の出演者はヤプーと呼ばれ、経営者・制作者にしてヤプー0号として出演もしている。

紅葉(もみじ) 幼少期に事故で両眼を失明。盲学校に通いながら、ビンタをされたい願望が高まる。数学専攻で国立大学に進んだあと、ピアノの勉強のため、ポーランドに留学。帰国後、自身の欲望を抑えられず、単身、SMクラブに乗り込み、数学、ピアノに続いてマゾとしての実践を開始、V&Rの作品に出演してマゾ男優としてデビュー。本に掲載されたインタビューの段階では独身だったが、その後、結婚。当日はマゾの結婚生活についても聞けるはず。

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