松沢呉一のビバノン・ライフ

第二回「わいせつ表現規制を考える」のゲストは早大エロ漫画研究会—『マゾヒストたち』[無料記事編 8]-(松沢呉一)

フライヤーが完成しました—『マゾヒストたち』[無料記事編 7]」の続きです。

 

 

第二回「わいせつ表現規制を考える」のゲストは早稲田大学エロ漫画研究会

 

vivanon_sentence

第一回「わいせつ表現規制を考える」のあとの打ち上げに最後までいたのが早稲田大学エロ漫画研究会の2名です。

代表とは以前一度会ったことがあって、彼から会の概要は聞いてました。大学から正規のサークルとしては認められていないのですが、活発な活動を始めつつあります。

第一回「わいせつ表現規制を考える」に来ていた2名は19歳と20歳だったと思いますが、大変聡明かつ勉強熱心で(エロについてであって、大学の学業がどうだか知らない)、彼らは大いに期待できます。

消え行く世代としては彼らに機会を与えていくことが責務だろうと思います。そう思っていたら、「わいせつ表現規制を考える」二回目のゲストは彼らです。

 

 

シリーズ「わいせつ表現規制を考える」

第2回「長い闘いには若い人が必要だ」

刑法175条「わいせつ物頒布等の罪」を中心に、わいせつ表現規制の問題について、NPOうぐいすリボン理事の荻野幸太郎とゲストがトークを繰り広げます!

第2回目のゲストは「早稲田大学エロ漫画研究会」の皆さん。
東京都の不健全指定図書を取り上げる読書会の開催や、国連児童権利委員会への意見書提出に関わってきたこれまでのエピソードを振り返りつつ、ワイセツ規制の見直しを目指す取組みについてお話をうかがいます。
また、昨今の性表現規制問題とジェンダー・セクシュアリティ関係の社会運動との乖離についても、トークを展開する予定です。

 

パンディットの予約はこちらから。

 

昨今のエロ漫画事情は全然わかっていないので、この日はその辺を教えてもらいたい。

性表現規制問題とジェンダー・セクシュアリティ関係の社会運動との乖離」にも興味があります。フェミニズムに関しては、戦後間もなく、神近市子あたりから明確にその方向が始まっていて、矯風会と結託するような道徳派フェミニズムが日本では今に至るまで一定の力を持ってしまっています。

そことリンクもしつつ、共産党系は1960年代から悪書・ポルノ追放の動きを打ち出していて、こちらも今に至ります。共産党は戦前の表現弾圧の経験を活かせなかったのです。

そういう人たちを尻目に、このところ書いていたようなBLから生まれた動きが活性化して、ホントに面白いことになってきています(「BLとAVと女性客—『マゾヒストたち』[無料記事編 3]」「ついに時代はここまで来た—女風(じょふう/女性向け性風俗)の隆盛とその背景」「壁を超えて生まれる共感—BLファンもゲイも女風利用者もヤリマン・ヤリチンも風俗嬢も売り専も集う蒼武蔵のイベント」あたりを参照のこと)。

「ジェンダー・セクシュアリティ関係の社会運動」のうちの道徳派はこれらの動きにどう向き合うのか。「ポルノは男が作って男が買い、女を消費する」というステロタイプな構図が崩れるため、ゲイのポルノ、女が作るポルノ、女が愛好するポルノを無視してきたわけですが、もう無視できないところに来ています。「性の商品化」論からすると、これらも放逐するのがスジですが、そうすることによって、ただの道徳運動であることがはっきりしますから、今まで通り無視するのでありましょうか。

しかし、その肝心のBLについても私はよくわかっていない。「JUNE」で理解が止まってます。古いところで止まり過ぎです。エロ漫画研究会はBLにも詳しいようなので、その辺も教えてもらいたい。

世界はマゾでできている」告知用のシリーズなのに、よそのイベントを告知してしまいました。

※彼らは「マンガ論争」にも関わっています。

続きます

 

以下はテンプレです。

 

 

世界はマゾでできている—松沢呉一著『マゾヒストたち』(新潮文庫)発刊記念

マゾしか出ません!!

 

 

 

本年5月をもって休刊となった「スナイパーEVE」で連載していた「当世マゾヒスト列伝」が『マゾヒストたち』として新潮文庫に登場。

18人の選び抜かれたマゾ男の精鋭たちのインタビューとコラムで構成された希有なM男たちの肖像。
その発刊を記念して、マゾヒストたちの生の声を聞きます。

女王様がいてのM男ですが、女王様は出ません。
M男が主人公のイベントです。

 

【出演】
松沢呉一(生活マゾ)

【スペシャルゲストのマゾたち】
クニオ(露出・身体改造・性豪・包茎自慢の変態)
山田龍介(元キックボクサー・ヤプーズマーケット代表)
紅葉(盲目のピアニスト・マゾ)

予定していたゴン太さんは欠席となりました。その代わりに変態界の大物が急遽出演決定。『マゾヒストたち』には登場しない人物ですので、当日までお楽しみに。

※本イベントは16禁です。15歳以下の方はご遠慮ください。

 

 

【会場】

高円寺パンディット

☎︎090-2588-9905


 

【日時】

2019年11月17日(日)

開場/ 13:00
開演/ 13:30

2時間半程度を予定しています。

 

【参加料金】

<お得な本付き料金>

前売 ¥2,500  当日 ¥2,600

<本なし料金>

前売 ¥2,000 ¥当日 ¥2,500

※いずれもドリンク別です。

予約はパンディット(二種の予約は入口が別になってます)

またはFacebookのイベントページで「参加予定」をクリックするだけで予約扱いになります。当日、どちらかを選択のこと。

 

ゲストのプロフィール

 

クニオ 思春期から裏山でセックスを始め、十代でストリップ劇場の楽屋まで出入りするように。以来、全国のストリップ劇場を回り、同時にトルコ風呂にも行くようになった。自身がマゾという自覚はないが、性器に傷をつけて黴菌をつけて化膿させるのが好きで、SMショーにもMとして出演している。自身が身体改造マニアという自覚はないが、ピアスを体中に入れて銭湯に通っている。包茎が自慢で、包茎サークルのメンバーでもある。

山田龍介 ブロのキックボクサーだったが、マゾに目覚めて、名古屋の北川プロのビデオにデビューし、多数のビデオに出演。最多本数に出たマゾ男優かもしれない。結婚し、子どももいたが、家庭を捨てて、マゾとして生きることを決意して上京。浅野ナオミ女王様の奴隷として軟禁生活を送ったあと、監禁専門ビデオメーカー・ヤプーズマーケットの代表に。同社の出演者はヤプーと呼ばれ、経営者・制作者にしてヤプー0号として出演もしている。

紅葉(もみじ) 幼少期に事故で両眼を失明。盲学校に通いながら、ビンタをされたい願望が高まる。数学専攻で国立大学に進んだあと、ピアノの勉強のため、ポーランドに留学。帰国後、自身の欲望を抑えられず、単身、SMクラブに乗り込み、数学、ピアノに続いてマゾとしての実践を開始、V&Rの作品に出演してマゾ男優としてデビュー。本に掲載されたインタビューの段階では独身だったが、その後、結婚。当日はマゾの結婚生活についても聞けるはず。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック