松沢呉一のビバノン・ライフ

今年も一部地域で全裸自転車を挙行!!—コロナの時代に流行るもの・廃るもの[19]-(松沢呉一)

大きな声では言いにくい出張ホスト事情—コロナの時代に流行るもの・廃るもの[18]」の続きです。

 

 

バルコニー・コンサート

 

vivanon_sentence音楽ってホントに素晴らしいですね。コンサートはできなくなってますが、その代わりに無観客のライブを配信し、自宅にいるミュージシャンたちがネット上でセッションをするなどの試みがさまざまなされています。

ちょっと前に、ロックダウンする中で、アパートの窓やバルコニーから、楽器を演奏したり、歌を歌ったりして、近隣の人がベランダや窓でそれを聴くみたいな動画がいくつか上がってました。

これはスペイン。

 

 

これはイタリア。

 

 

オペラ、うるせえ。

最初は新鮮でいいとしても、好きなジャンル・嫌いなジャンルってもんがありますし、聴きたい時・聴きたくない時というのもありますからも、だんだん迷惑になってくると思うんですよね。上手ければいいけど、下手だと苦痛ってことも当然あります。路上演奏だったら素通りできますけど、家だとそうもいかない。

やっぱり音楽は聴きたい人だけが集まる方がよろしいかと。

 

 

ドイツのドライブ・イン・レイヴ

 

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スウェーデンのドライブ・イン・シアターに対抗するように、ドイツではドライブ・イン・レイヴです。

 

 

 

 

ドイツではコロナパーティが行なわれて問題になっていたわけですが、これなら問題ないべ。コロナパーティだって屋外でやる分にはさして問題ないと思いますけどね。

「車に乗り合わせた人の間で感染する」という意見もありましょうけど、いいんじゃね? それもダメなら家族解体、セックス全面禁止しかなくなろうがよ。

ドライブ・イン方式でコンサートもやればいい。車をぶつけあってモッシュをするもよし。

 

 

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