松沢呉一のビバノン・ライフ

店舗や企業の抵抗が各国で始まっている—ポストコロナのプロテスト[114]-(松沢呉一)

エチオピア政府軍もティグレ人民解放戦線もどっちも戦闘をやめれ—ポストコロナのプロテスト[113]」の続きです。

 

 

放水車を甘く見るなかれ

 

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皆さん、放水車には気をつけてください。

 

 

 

 

直撃を受けると、40キロで走っている車に衝突するくらいの圧力がかかって、肋骨が折れることもありそうだと前から思っていたんですけど、その勢いで壁に押しつけられると皮膚が簡単に破れる。彼女は頬骨にヒビが入っているかもしれない。40キロで走っている車に衝突したって死ぬ時は死ぬので、これでも最悪死ぬぞ。

彼女もプロテストに参加しているかもしれないけれど、なんもしてないべ。なんで手前でプラカードを出しているオッサンは無視されているんだろ。クマさんだからか。クマさんも、周りで何が起きているか気にした方がいいんじゃないか。

 

 

オランダのロメオズ

 

vivanon_sentence先週、オランダは夜間外出禁止令が出て、全土で荒れに荒れていたことをお伝えしましたが、あのまんまプロテストが続いています。上の動画もオランダです。

で、破壊、略奪はいかんと書きましたが、オランダでは、警察が煽動しているとの説が出ています。こういった話はよく出るのですが、以下を見ると、あり得そうです。

 

 

 

 

たった400再生回数の動画も私はチェックしております。

ロメオ(Romeo)と口々に言ってますが、ロミオとジュリエットのロミオで、「スパイ」の隠語です。英語が始まりのようです。英単語も覚えられる「ポストコロナのプロテスト」です。試験に出ませんけど。

警官の偽装であることは間違いなくて、前半は逮捕しようとして逮捕しきれなかったようにも見えますが、最後の方ではただ集まっている人に殴り掛かっているように見えます。私服として中に入って違法行為があったら逮捕するのは合法捜査の一環と言えますけど、自分らから仕掛けて、騒ぎが起きると制服組がやってきて捕まえる算段じゃないですかね。前半もそうかもしれない。

昼間なので、夜間外出禁止令は適用されませんけど、オランダはマスクをしていてもソーシャルディスタンスを保てていないと保つことを強制することも罰金刑にすることも可能ですから、それが連行の名目になり得ます。ひでえなあ。ロメオらも保ててないですが。

だからと言ってロメオらが破壊までやっているとは言えないですが、その煽動くらいはしていそうです。

してみると、あのクマさんもロメオなので無事だったのか。

この映像にも入っているマルク・ルッテ(Mark Rutte)首相以下、大臣や市長らが「あれはプロテストではなくただの暴動。やっているのは略奪者であり、犯罪者だ」と非難しています。そういったネガキャンでプロテストを抑えるためにやっている可能性も考えてしまいます。「あれは陰謀論者だ」「ネオナチだ」という決めつけのヴァージョン。

決定的な証拠はないですけど、挑発や煽動には乗らないことです。自ら好んで破壊している暴れん坊もいて困ってしまうわけですが。

マルク・ルッテにナチスの制服を着せている映像は矮小化ですので、アホに叩かれます。放水車や煽動同様気をつけたいものです。

 

 

ウクライナ、オランダ、クロアチア、ポーランド、カナダ

 

vivanon_sentence本題はこれでもあれでもなくて、映像を探せなかったのですが、オランダでは起業家の呼びかけによるプロテストが先週あったはず。

ソーラーパネルの販売をやっている会社の経営者が呼びかけていて、言っていることを読んでもいたってまともで、プランデミックの気配なし。ネオナチ的右派とも思えない。最初から反政府色を鮮明にしていて、政府やウイルス学者の言うことを聞いていたら国が滅びると言ってます。

 

 

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