またも「マスクをしてください」と注意されました—マスク・ファシズム[20]-(松沢呉一)
「ついに私も店でマスクをするように注意されました—マスク・ファシズム[19]」の続きです。
頸椎ヘルニア対策法
3ヶ月ほど前に、マスクを顎まで下げたまま店に入っていって、「マスクをしてください」と注意されたことを報告しましたが、昨日、また注意されました。病院です。
最初はしていたんですよ。でも、レントゲンを撮る時に、「シャツ一枚になってください」と言われたので、服を脱いだわけですよ。そん時に邪魔臭いのでマスクを外して、そのままポケットに入れ、元に戻すのを忘れていて、注意されました。
こりゃしゃあないわな。密閉された狭い空間でレントゲン技師と二人きりですから。ずっとしゃべっているわけではないですど、いろんな格好で撮られたので、5分やそこらはかかってますし。
もし私が感染していたら、この部屋にウイルスが漂っていて、次の人に感染するかもしれず、病院で感染者が出ると大事に至ります。
何しに病院に行ったのかというと、足の痺れです。去年の暮れから足がよく攣(つ)るようになって、そのうち痺れになりました。
2年ほど前に腕が痺れて、頸椎ヘルニアと診断されましたが、今回は足です。
あん時はリハビリもちょっとは行きましたけど、そんなことせんでも治りました。
今回の話に入る前に、同類の人たちの参考のために私の頸椎ヘルニア治療法を教えておきます。当初はパソコンが原因かとも思っていたし、医者にもそう言われたのですが、自分の観察をしてみると、パソコンの画面に向っている時よりはるかに本を読む時の方が首を曲げてました。膝の上に本を乗せて、猫背でほとんど真下に首を下げて読む癖があったのです。
これを改善して本を読む時は小学生のように本を上げ、声を出して(これはウソ)読むようにしました。
※ダイソーと無印良品とユニクロのパチモンとして話題になった中国資本のMINISOU(名創優品)の首枕(ネックピロー)はいいんですよ。いかに中国共産党が嫌いでも、首枕は別。詳しくは以下。
マキシマム ザ ホルモンから学んだ首枕
もうひとつの対策は首枕の導入です。
これはマキシマム ザ ホルモンのダイスケはんがコルセットをしていることからのアイデアです。
どういう病気でコルセットをしているのかよくわかっていなかったのですが、彼も頸椎ヘルニアでした。自分もなってから同病だと気づきました。
ここから試しに首枕を導入したのですが、頸椎ヘルニアに効くかどうか以前に寝心地がいいのですよ。なんで今までこれを使ってこなかったのかと思うくらいに快適。
そこから今度は本を読んだり、パソコンに向ったりする時もするようになりました。首枕をしていると首が落ちないのです。U字の空いているところを後ろにすると、顎の下に障害物が来るので、とくに効果的。
あとでわかったのですが、首枕は頸椎ヘルニアに効果があるというので、その効果を売りにしている首枕もあります。
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