松沢呉一のビバノン・ライフ

興味ないけど、ワクチン接種前にやっておいた方がいいこと—コロナ気分からワクチン気分へ[5]-(松沢呉一)

緊急事態宣言解除後のマスク率—コロナ気分からワクチン気分へ[4]」の続きです。

 

香港で警官を刺して自殺した会社員

 

vivanon_sentenceひさびさにこのシリーズです。このシリーズの一回目は「コロナバブルは終了しました—コロナ気分からワクチン気分へ[1]」でした。あのあと二回目の緊急事態宣言で、「ビバノン」のPVは盛り返して、コロナ以前に比して100パーセント増が続いていました。倍ってことです。

しかし、先週から急落して、3割減。コロナ以前に比して、まだ40パーセントくらいは多いですけど、元通りって感じで落ち着きそうです。

PVの増減は記事内容にはなんも関係なくて、世間の人がどれだけインターネットに時間を使うのかだけで決定しているのは悲しくもあります。

私自身は新型コロナやワクチンについての関心が全然なくなって、私の中では麻生太郎の「女性ですよ女性」発言は性差別か否かというテーマがタイムリー(笑)。あんなもんが性差別のわけがないべ。なんも考えずに「差別だぁ」と騒いでおけばアクセスが稼げるらしいですが、そんな人間にだけはなるまい。

現実の時間軸に沿うと、香港で警官を刺して自殺した飲料メーカー、ビタソイの50歳社員が痛ましくて、頭から離れない。

これによって中国本土ではビタソイの不買運動も起きていて、警察も弾圧の口実に使いかねず、こんなことしても何も変わらないですが、民主主義的方法が絶たれると、こういう方法に走るのが出てきてしまうのです。彼はちょっと病んでいたぽくもありますが、こういう鬱屈を溜め込んでいる人たちは多いはずです。

香港に限らず、コロナ禍で鬱屈して、極端な行動に出るのがいましょう。そうならないように、適当にやった方がよかったのですが、ゼロリスク対策に世界は走ってしまったので、これを解消する方法はワクチンしかなくなってしまいました。ワクチンも適当でいいんじゃないですかね。

※2021年7月2日付「Yahoo!新聞」 とくに民主化運動に積極的に参加していたってわけではなさそうです。

 

 

ワクチンの副作用を副反応と言い換える意味がわからん

 

vivanon_sentence「雨が続きますね」といった時候の挨拶と同じようなものになっていると見えて、「ワクチンを接種しないんですか」と時々人に聞かれますが、「金をくれたら接種しないではない」という姿勢は変わらず。

ワクチン以外にこの騒ぎを鎮める方法がない現状では、どこの製薬会社のものでも(効果が低い中国製は除く)、また、どんだけ人が死んでも、接種したい人は接種するといいのだけれど、私はウイルスに感染して死んだ方がワクチンを接種して死ぬより納得できるため、積極的に接種する気はありません。接種したい人はいっぱいいるらしいですから、接種したい人はする、したくない人はしないってことでいいでしょう。全部適当で。

それにしても世界中で人が死にすぎかと思います。原因のひとつは接種した人は安心してしまって防御が甘くなる効果です。ワクチンの効果が高いとされるファイザー製だって効かない人はいるわけで、そういう人たちがウイルスに狙い撃ちされる。

 

 

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