松沢呉一のビバノン・ライフ

花園神社・酉の市は大盛況—祭りが完全にすっ飛ばしたコロナ気分-(松沢呉一)

 

酉の市は例年以上の混雑(と感じた)

 

vivanon_sentence昨日の早い夜、花園神社酉の市に行きました。

コロナ対策で境内の飲食スペースや見世物小屋はなく(敷地の外には出店あり)、熊手を買うだけですが、すごい人出でした。列に並んで酉の市に入場するのは初めてです。この列は入場時にアルコール消毒するためのもので、このせいでふだん以上に混み合っているように感じただけかもしれないですが、現に人は多かったと思います。

ただし、感染対策として夜10時で終了になっていて、通常であれば、飲食店の人たちは営業が終わってから来ることも多いため、その分が前倒しになっており、トータルではどうなのかはわからんです。

花園神社を抜けて、ゴールデン街へ。酉の市のためなのか、早い時間から営業している店が多く、おおむねどの店も入っている様子でした。

このあと3丁目にも寄ったのですが、土曜日ということもあって、3丁目も賑わっていて、こんなに活気のある新宿は久しぶりです。感染者数も死者数も減って、やっと解放されたって感じですかね。私の禁煙鬱も軽くなりました。

 

 

ゴールデン街のメッセージ

 

vivanon_sentenceいつ出されたものかわからないですが、ゴールデン街にはこんな表示が各店の入口に掲示されていました。

 

 

「大声を出すな」「外でタバコを吸うな」「外で飲むな」。感染リスクで言えば外の方が安全ですから、コロナ対策ではありません。店対策。「店に入って金を使え」ってことです。

昨日は早い時間だったにもかかわらず、賑わってましたが、数日前に行った時は閑散としてました。常連客が多いスナック系の店はさほど影響を受けないという説もあるのですが、会社に行かなくなった人たちはわざわざ飲むためにゴールデン街まで出てこないわけで、それぞれにダメージは受けているはずで、やっぱり飲食店はこれからが大変。大変だから、せめて熊手でも買って景気づけたいってことでしょうか。

 

 

2丁目の様子

 

vivanon_sentence新宿2丁目は酉の市の影響はないと見えて、午後7時台だとほとんどの店はまだやっていませんでした。いつもの通り。

改めて2丁目の街を眺めると、少しずつ店が入れ替わっていることがわかります。

ベトナム料理の「ベトナミング」は3ヵ月ほど前に行っているのですが、このわずかな間に別の店になってました(ここに出した写真は新しくオープンした「深夜食堂」)。「ベトナミング」は以前はえらく繁盛していて、満員で入れないこともあったのに、3ヵ月前に来た時は他に一組しかおらず。補償が出ているからいいようなもので、それがなければやっていけないだろうと思ってました。案の定でした。

2丁目でもっともわかりやすい待ち合わせ場所だった「ココロカフェ」は閉店後も半年以上看板が出ていましたが、ついに次の店が入って(下の写真)、間もなく営業開始とのこと。

 

 

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