松沢呉一のビバノン・ライフ

オミクロン変異株は怖がるべきかどうかまだわからんよ—コロナとタクシー利用者-(松沢呉一)

 

オミクロン変異株では今のところ重症者は出ておらず

 

vivanon_sentence韓国の感染者急増は重症者や死亡者が増えなければほっといてもいいのですが、残念ながらどちらも増加。

新たに南アフリカから出てきたオミクロン株は、感染力が桁違いに強く、空気感染もする可能性があるようですが、こちらも感染したって死ななきゃいいわけです。すぐに調べたのですが、まだデータが出てませんでした。それもそのはず、死者どころか、重症化した人はまだ一人も確認されていません。

 

 

 

南アのアンジェリック・コエツィ医師会会長もパニックにならなくていいと諌めています。「感染力は強くても、症状はたいしたことがない」という可能性もありますから、まだ慌てなくていいんでないかい? WHOも重症化率までわかるためにはあと数日から数週間はかかると言ってます。

「最悪のことに備えて念のため」ということかとも思いますが、完全に防ぐことは無理ってもうわかっているのですから、適当でいいんじゃなかろうか。

ただし、他の南アの医師は、「オミクロン株感染者の65パーセントはワクチンを接種していない若い世代のために重症化していない可能性もある」としていますし、感染力が強い分、症状は今までと同程度でも、一気に重症者が増えて、病院が飽和する可能性が高まることも懸念されます。

今から病院の体制づくりをやって欲しい。そこさえしっかりすれば、あとは適当で。

 

 

最近長距離のタクシー利用者が増えている理由

 

vivanon_sentence「感染しても死なないならいい」と考えられる人はいいとして、そうじゃないと、オミクロンは電車の中での感染もありそうなので、電車にも乗れない。

先週、モダンフリークスの福田君と新宿花街巡りをした際に、事務所から十二社まで乗ったタクシーの運転手がメチャ話し好きで、10分足らずの間、ずーっと話をしてました。場合によってはうざく感じそうですけど、10分足らずだと時間つぶしにちょうどいい塩梅です。

次から次と話題が転がっていって、とりとめもなかったのですが、その中で私が注目した話がありました。

「最近、長距離のタクシー利用のお客さんが増えているんですよ」

「へえ、なんで?」

 

 

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