倦怠感・頭痛・発熱・鼻水・くしゃみ・咳—10日間自主隔離していた結果[上]-(松沢呉一)
長い長い自主隔離
「千駄木・ふくの湯でタオル祭り終了—なぜ日本人は現実以上に銭湯やサウナで股間を隠しているイメージを持っているのか」の最後に軽く書いたように、11月27日(土)に急に体調を崩しました。
昨年から私は熱っぽかったり、咳が出たりしたら、すぐに自主隔離する方針です。簡単に病院に行くからベッドも人員も足りなくなるのです。死にそうになったら病院に行く意味が少しはあるとして、そこまで至らない限りは家で寝て治す。皆がこうすればベッドが逼迫することはないので、感染をそうも怖がる必要はなくなります。
昨年からたぶん3回自主隔離していて、今回で4回だと思いますが、今までは3日も寝ていれば治ったのに対して、今回は全然治らない。
咳はそれほど出ていないので、新型コロナではなさそうだし、10日経っても治る兆しがないことから、たんなる風邪でもなさそうです。いったい何なのかを知りたいのと、このまま続くとさすがに困るので、本日クリニックに行ってきました。
誰も知りたくないかもしれないけれど、ここまでの話を詳しくまとめておきます。
※千駄木・ふくの湯に行った日に見た白バイ。その後も相変わらず、警察とよく出くわします。「外に出ると必ず」と言っていいくらい。この時はスピード違反か何かでトラックを取り調べたあとのようてした。
鼻の奥の痛みが続く
11月27日は、ふくの湯から出るまではなんらおかしなところはなかったのですが、帰り道でぐったりしてきます。風呂のあとは湯疲れするので、それだろうと思っていたのですが、うちに帰ってすぐにひどい頭痛が始まりました。
ロキソニンを飲もうとしたのですが、「これは熱が出ているな」と気づき、だったら無理をせず、寝た方がよさそうだとなって、ここから翌日にかけて長時間睡眠。夢をいっぱい見てうなされました。
10時間以上寝て、起きたら頭痛は消えていて、その代わりに喉が痛い。当初扁桃腺かと思ったのですが、痛み方が違います。扁桃腺炎は子どもの頃の持病なので、さすがにそこはうるさい。
扁桃腺炎は局部的なのに対して、もっと平面的に喉の奥から鼻の奥にかけての広範囲がヒリヒリします。喉ではないためか、痛くて飲んだり食ったりできないってことはなく、普通通りに話すこともできます。これ以上悪化しないことを願うのみ。
この時は他の症状はほとんど出ていなかったので、ほぼ鼻の奥の痛みだけ。以降、この痛みは、改めて書いていなくても、ひどくなったり、軽くなったりしつつ、今に至るまでずーっと途切れず続いています。
月曜日もそういう状態で、ただただ鼻の奥が痛い。
火曜日になって咳やくしゃみ、鼻水が出始めましたが、それぞれたいしたことはない。倦怠感はあれどもさほど強くもなく、食欲もありましたから、このまま治るだろうと楽観していたのですが、木曜日から鼻水がひどくなり、また頭痛がぶり返して、この時はロキソニンを服用。
金曜日には鼻水がひどくて、すぐさまティッシュペーパーが箱ごとなくなるくらいの勢いになって、鼻のかみすぎで鼻の下が痛むようにもなって鼻水に血が混じることもありました。なお多くはないですが、咳やくしゃみも少しひどくなりました。
※これは日曜日に買い物に出た際に見たパトカー。この脇のマンションでなんかあったらしいのですが、救急車は出ていなかったので、死傷者が出ているのではなくて、空き巣かなんかですかね。
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