ワクチンのリスクを正しく見積もらずに義務化を進めてきた各国政府に対するプロテストがいよいよ激化-(松沢呉一)
「コロナファシズムはもう終り!(ドイツのプラカードより)—パリとベルリンのマスク率」の続きです。
またも大雪の予報ははずれ
フタを開けたら、たいした雪ではなかった10日に続いて、昨日はまたも大雪かもしれないとの予想が出ていましたが、夜になってもさほど降ってませんでした。
銭湯の清掃を終えて外に出る頃には、雪はほとんど雨になっていました。歩道の端などに、わずかに積もっていることもありましたが、気象庁によると積雪はゼロ。
コロナ以降、ありもしない恐怖を煽り立てるのが流行りになっているのか?
実際のところ、日本海側と違って、太平洋側の雪の予想は外れやすく、これについては以前から気象庁が解説をしています。
予想していなかった大雪になることに比べれば、大雪の予想が外れた方がまだましであって、こういう時は悪い方に予想する方がトラブルが起きにくいとは言えます。
新型コロナも、当初は正体不明でしたから、過剰に警戒を呼びかけるのはやむを得ないところがあったかと思います。でも、もうただの風邪になっているんですから、馬鹿騒ぎはさすがにもうやめましょう。
ワクチンを接種したい人は毎日でも接種すればいいですが、副作用(副反応)のリスクは正しく知らしめるべきですし、デメリットだけ受け取る児童への接種はやめるべきです。
「どうなるかわからないのだから、過剰に警戒を呼びかけるのが正しい」のであれば、WHOも厚労省も、ワクチンの危険性を過剰に呼びかけるのがスジでは? 今や新型コロナよりそっちの方が結果どうなるか不明じゃないですか。
ワクチンの強制、あるいは実質強制にまで至ってしまっている世界の現在に対して、「おかしい」「やめろ」と声を挙げるのは当然であり、それが今現在起きていることです。
※日曜日のためでもあったのですが、飲み屋街は休業の店や早くに閉めた店も多くて、閑散としてました。客が来ないのですから閉めた方がよくて、この点では過剰な警告は迷惑でもあります。まん延防止なるものがやっているのもこういうことです。意味がないだけでなく、店舗の経済活動を停滞させるだけ。
独デュッセルドルフのデモ
世界の潮目は完全に変わった感があって、この週末は北米でもヨーロッパでもオーストラリアでもニュージーランドでもすごい数のワクチン強制反対行動が行われていました。
すでに書いたように、ドイツはなお規制が各州に残り、ワクチンパスも厳しく、大規模なデモも開けず、各地域に分散した行動が行われています。規制が強いだけに反発も強く、地方都市での参加人数は多いです。
平和的なデモで、とくに盛り上がりがあるわけではなく(最後の方で通行人らしき人物とちょっとだけ揉めているのが最大の盛り上がりか)、観なくてもいいですが、以下は一昨日の独デュッセルドルフのデモ。
もっと大きな都市かと思ってましたが、デュッセルドルフは人口62万人。杉並区や板橋区(どちらも56万人)よりちょっと多く、足立区や江戸川区よりちょっと少ない。そこで数千人規模のデモが行われているのですから、いかに反発が強まっているのかわかります。
ワクチン強制に対して、自己決定を主張するデモです。自己決定(Selbstbestimmung)や自由(Freiheit)といった言葉がプラカードに踊ってます。
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