松沢呉一のビバノン・ライフ

福岡県は難民受け入れの拠点に/アメリア・アニソビッチの歌声/「キエフの幽霊」の漫画化—ここまでの補足や追記-(松沢呉一)

マリウポリでウクライナ兵1,026名が投降—前回の補足/ゼレンスキー大統領の提案を検討する」の続きです。

 

 

 

ウクライナ人のお母さん、弁当屋で働き出すの巻

 

vivanon_sentence戦火を逃れて安心したら、多くの人は働きたくなる—政府専用機に20人しか乗せなかった理由[パート2]」の続報です。

これもよかったなあ。

 

 

 

長らくレストランで働いていたので、まるで無関係な仕事でもない。仕事を覚えるまでは言葉がわからないと困りましょうけど、娘さんが通訳してくれます。3回くらいでだいたい仕事は覚えそう。それ以降出てくる細々としたことは自動翻訳機で。

こうやって大掛かりにメディアに取り上げられると、辞めるに辞められないってこともありそうですけど、雇う側も簡単にはクビにできないので、おあいこか。

ホントに私はこういうのを見るのが好き。ロシア軍の戦闘機が墜落したり、戦車が爆撃される映像と同じくらい好き(大きな声では言えないですが、こういうのも連日チェックしてます)。日本に到着したこと、公営住宅を提供されて住む場所が決定したこと、政府や自治体から生活費の援助があったことより、仕事が決まったことに安堵するのです。

こんなことを言ってはいけないけれど、ウクライナがロシアに支配されたとしても、彼女は日本で生きていけ、ウクライナ人の歴史は続きます。

 

 

福岡では大学・高校も受け入れに積極的

 

vivanon_sentence福岡県には日本経済大学もあるので、難民受け入れにおいては一歩も二歩もリードしている感があります。

 

 

コンサートでウクライナ国家を歌ったあのウクライナの子は防空壕で「Let It Go」を歌っていた子です。アメリア・アニソビッチちゃん、7歳。

ウクライナ国歌というだけのつながりであって、ここにどうしても入れなければならない必然性はないのですが、ディレクターが入れたかったのでしょう。私も入れておきます。

 

 

防空壕での歌を聴いた時は「へえ」で終わっていたのですが、ポーランドのウッチ市で開かれたウクライナ支援コンサートでのウクライナ国家は沁みました。聴衆1万人。7歳にしてよくもまああんな大舞台で堂々と歌えるものです。

 

 

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