松沢呉一のビバノン・ライフ

イリーナ・ヴェネディクトワ・ウクライナ検事総長が誤爆か?—無関係のベラルーシ人をブチャ虐殺の犯人扱いした可能性-(松沢呉一)

スラブ圏のスイーツ「ブリンチキ」のブームが滋賀県彦根市から始まるか—食いてえ」の続きです。

 

 

4人を虐殺し、略奪もした極悪人を公開

 

vivanon_sentence5月2日、イリーナ・ヴェネディクトワ・ウクライナ検事総長のFacebookアカウントから、以下の写真が投稿されました。

 

 

 

以下は添えられた文章の一部(自動翻訳に手を加えたもの)。

 

この写真(上の写真)は、ブチャの残虐行為の象徴の一つになりました —ヤブルンスカヤ通りで手を後ろで縛られて撃たれた一般市民の遺体です。

写真には3人の犠牲者が写ってますが、4人目の死者はこのショットに入りませんでした。 3人は頭部を損傷し、4番目の男が内臓を撃たれました。 彼ら全員が侵略者の犠牲になりました。

2枚目の写真(右下)は、ロシア連邦ウリヤノフスク地域の国家警備隊行政部隊の指揮官です。 ベラルーシの郵便局で同僚と軍事関係者が同国者の家に「戦利品」を送っているところです(左下の写真はその全景)。 彼のウクライナからウリヤノフスクへの「贈り物」は車のトランクのフードです。

ブチャ検察と警察は、3月18日にブチで非武装の男性4人を殺害したのがこの兵士であることを明らかにしました。

3月29日、彼は拷問によって、ロシア軍に対する偽の活動を別の民間人に告白させました。 彼は親ウクライナの現地住民を「地下室に」連れて行きました。そこで手で殴り、機器とナイフで脅しました。彼は処刑の現場に連れて行かれ、男は話し合いをするふりをしながら、耳の近くを撃ちました。

 

下の左は「ビバノン」でも前に取り上げた、ベラルーシの郵便局でロシア兵たちが略奪品を送るところの動画から撮ったものです。そのアップが下の右。

この男はブチャで4人を拷問にかけて殺害した上に、略奪をした極悪人ってわけです。

検事総長によると、男はウリヤノフスクから来た兵隊だとのこと。

ウクライナは戦争犯罪人たちの情報を集めるサイトを設置しており、検事総長はそのURLを出し、これについてもさらなる情報を求めています。

 

 

郵便局にいた人物はロシア人でも兵士でもない可能性が大

 

vivanon_sentence彼は名前も判明していて、ここではセルゲイとしておきます。

Facebookにこれを投稿してから、複数のウクライナ・メディア、そして国外メディアまでが大きくセルゲイのことを取り上げて、次々とセルゲイのことを知る人々からの情報が寄せられました。友人、知人、隣人、同僚たちからの情報ですから、信用できそうです。

以下がセルゲイの情報。

 

・セルゲイはベラルーシ人であり、ロシア人ではない。

・セルゲイは今回戦争が始まってからもずっとベラルーシにいた。

・彼は5年前から石油精製所でエンジニアとして働いていて、軍人ではない。

 

 

 

 

next_vivanon

(残り 1141文字/全文: 2347文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ