新型コロナ騒動は終了ですが、感染の後遺症とワクチンの後遺症はまだ続く—騒動の継続は中国におまかせ-(松沢呉一)
日本のワクチン接種率
厚労省のごまかしのおかげで、久々にワクチンに関心を抱きました。
その後、ワクチン接種した人はどのくらい増えているんだろうと思って調べてみたのですが、8割をちょっと超えたところ。
2022年6月15日付NHK「日本国内のワクチン接種状況」
ずいぶん増えたもんだと思ったのですが、昨年11月からあまり増えてません。
2022年6月15日付NHK「日本国内のワクチン接種状況」
このパーセンテージは全人口当たりです。つまり、子どもも含まれていて、50代以上について言えば9割以上が少なくとも1回、たいていは2回接種しています。
2022年6月15日付NHK「日本国内のワクチン接種状況」
そんなにワクチンが好きか。つっても1割弱は接種しておらず。私自身、「ワクチンを打ってない」と言ったら、変人を見るような視線を向けられたことがあったくらいで、「接種しろ」「接種した方がいい」と言われたことはありません。肩身の狭い思いをしたこともない。とくに職場では接種せざるを得ない人たちがいたことは想像できますが、私に関して言えば強制力も同調圧力も感じてない。個人の判断が尊重されるいい国。
私の場合は「絶対に接種しない」と決めているわけではなくて、計算式に当てはめて、「接種した方がメリットがある」と思えば接種します。新しい変異体に感染すると半数が死ぬとなればワクチンを頼りますよ。でも、これまで接種するメリットがありませんでしたし、この先はいよいよないでしょう。
接種率はゼロコロナの中国がトップ
では、他の国に比べて日本はどうなのか。
2022年6月15日付NHK「世界のワクチン接種状況」
以前は日本が出遅れていたものですが、今となってはトップグループ。ヨーロッパはあれだけワクチンパスなどで半ば強制したのに、あるところからは増えなくなった模様。抵抗する人は断固抵抗するってこととともに、オミクロンの登場で、「このお遊びはもう終わり」ってことになったためだろうと思います。
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