松沢呉一のビバノン・ライフ

宮台真司と中川えりなと要友紀子について話した—要友紀子の黒幕って誰だよ-(松沢呉一)-[無料記事]

 

 

渋谷ロフトに初めて行った

 

vivanon_sentence昨日、初めて渋谷ロフトに行きました。あそこはエロがNGだというので、「そんなところには絶対に行くか」と思いまして、ずっと敬遠していたのです(ホントの話です)。でも、最近はもう私はそんなにエロではないので、まあいいかと。

昨日は「SAVE HINOHARA  東京の水源地 檜原村を大規模産廃焼却炉から守れ」というお題目のイベントで、長らく人前に出ることがなかった中川えりなが出演するというので、顔を見に行きました。このタイトル通りの内容で、中川えりなはこの村のプロモーション動画に出ている関係で出演。

 

 

 

昨日のイベントも全編公開されていますので、興味のある方はどうぞ。

 

 

終わったあとで宮台真司と久々に話し、要友紀子の話になりました。

「30年前に、松沢さんと要と一緒に売春肯定をやったんだよ」と宮台真司は中川えりなに説明。

30年は大げさ。30年前だと要友紀子は和歌山の高校生。でも、私らが知り合ったのは四半世紀近く前になるかもしれない。

中川えりなも学生時代からえれえ顔が広くて、宮台真司や私とも知り合っていましたから、そういう点は似ているかも。要友紀子の方が少し後ろ向きながらも、最終的には自分で決定。中川えりなも自分で決定するタイプ。性格は全然違うけど、似ているところもあるな。

 

 

立候補することで起こりえること

 

vivanon_sentence「あの人は知り合い、その人は友だち」とネームドロッビングしたりしないので、要友紀子の途方もない人脈の広がりを知っている人は極親しい人たちだけでしょうけど、立憲民主党の内部にも複数の知り合いがいることは知ってましたから、立憲民主党の公認で出馬するのは不思議ではありません。公認されるかどうかは半信半疑でしたが、意外にもすんなりでした。

「話を聞かせて欲しい」とやってきた共産党の女性議員が、悲惨話だけを漁りに来ただけだったといった経験も要友紀子はしていて、悔しい思いが蓄積されていることも知ってますから、立候補することにそう驚きはしなかったですが、若干の危惧もありました。

彼女の周りはSWASHのことをだいたい知ってますが、正確に何をしているのかまでは知らない人たちもいます。近所の人たちはSWASHのことさえ知らないでしょう。その辺は大丈夫なのか事前に確認したのですが、大丈夫だとのこと。本人が大丈夫だと言うのだから、大丈夫でしょう。

もうひとつ心配したのは、立候補することで、あることないこと彼女自身が言われて足を引っ張られることです。

宮台真司は相変わらず、糞系フェミ狩りをやっていて、最近もボコボコにしてやったそうですが、あの人たちはその恨みを要友紀子にぶつけかねない。宮台真司より弱そうですから。

 

 

「女の背後には男あり」との信念を持つ人々が怖い

 

vivanon_sentence糞系フェミに限らず、「女は意思なき人形である」という信念をもっているタイプの人たちは、「要友紀子の立候補の背後には黒幕の男がいる」だの「バックについている風俗店が選挙資金を出している」だのといったデマを流しかねない。女がそんな大それたことをできるはずがないのだと信じて疑わないのです。自分の意思でやっているのに、それを認められないと、傷つきますし、やる気が失せます。

何度でも繰り返しますが、「おっぱい募金」の時も、出演したAV嬢が「自分で望んで出演した」「楽しかった」「また出たい」と言っているのに、「言わされている」「そう思わされている」と言ってのけた人々がいます。弁護士でさえも。女には自分で決定することなどできるはずがないのだと思っているのです。

こういう差別者にかかれば、要友紀子が国会議員に立候補するからには背後にいる男の存在を仮想するのは必然です・

私とて、要友紀子のすべてを知っているわけではないですから、黒幕がいるのかもしれない。知っている人がいたら証拠とともに教えてちょ。いるとは思えないですけどね。

※渋谷ロフトの前に改良湯に行ってました。3年前に改装したのを知らなかったのですが、前に銭湯ギャルがここによく行っていると言っていて、入ってみて納得しました。最近少しずつ増えている、海の底みたいな雰囲気の深海系銭湯です。カランが10しかなく、そんなに広くはないのですが、外で涼めるスペースもあって、とくにサウナーには快適。夕方のわりと空いているはずの時間帯でしたが、人がいっぱい。渋谷駅と恵比寿駅の中間地点です。

 

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