J2総括と2022シーズンを早速展望するLIVE(J論)

ヴォルティススタジアム

【8/21練習レポート】ケガ人に代わる選手たちの奮闘。(1752文字)

前節・東京V戦(1○0)では今後につながる大きな勝利を掴むことができた。しかし、今週に入り負傷に関するプレスリリースが流れ、東京V戦でケガを負った木村祐志と井澤惇が離脱を余儀なくされたことが分かった。両者ともに夏場の厳しい状況の中で戦い続け、東京V戦でも体を張ってチームの勝利に貢献した。前節、上位をゆずれない東京Vはリードを許した中で退場者が出たこともあり、試合展開としてはプレーの激しさが増した。その中で2人の選手がケガをしたことは徳島にとっては大きな痛手ではある。しかし、小林監督が開幕前に「どの国でもセカンドディビジョンはタフ。J2では戦いがあることを肝に銘じておかなければいけない。相手にぶつかり勝つ、倒れても再び向かっていくということもサッカー」と話していたように、J2を戦っていく上では乗り越えていかなければいけない壁でもある。危険なプレーを良しとするわけではないが、それでも前に進まなければならない。

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シュート練習に打ち込む大﨑淳矢

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小林監督から個別指導を受ける佐々木陽次

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攻撃的な魅力をピッチで表現したキムキョンジュン

ここがリーグ戦終盤へ向かう前の正念場。そのことを理解し、どの選手も気合が入っている。特にここまでコンスタントに出場し続けてきた木村のポジションを担う可能性のある選手にとっては、出場機会を掴むチャンスであり、チームを救うためにもモチベーションは高い。

同じポジションで出場の可能性が高い選手を浮かべていくと、衛藤裕、大﨑淳矢、佐々木陽次、キムキョンジュンとメンバーは揃っている。紅白戦の中で衛藤は良いポジションを取りながら積極的に前を狙う姿勢を見せ、大﨑や佐々木陽は持ち前の運動量を生かして上下動を繰り返しながら攻守に貢献し、キョンジュンは自らの武器であるスピードを生かして裏のスペースへ飛び出しGKと1対1の場面を作りフィニッシュまで持ち込む場面を作った。今日の練習ではどの選手も自分らしいプレーを表現し、出場に向けてアピールできたように見える。

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コンディションの良さをアピールした衛藤裕

その中でも衛藤にとっては今季初出場の可能性がある。今季はケガの影響で調整が遅れた部分もあるが、昨季J1で徳島を引っ張り続けた衛藤の出場を心待ちにしているファン・サポーターは少なくないはずだ。衛藤は「後半戦に入って祐志(木村)が左SHで攻撃の起点となっていました。なので、ケガはチームにとっては痛いことですけど、もし自分が出場できれば自分の良さを上手くチームに融合させられるようにしたいです。今はチームが良い流れになってきているので、如何にチームに上手く入っていけるかを考えてやってきました。今まで出られなかった分、しっかりチームに貢献したいです」と自身の出場はもちろんのこと、ここで勝利することの重要さも十分理解している。

小林監督も「出場していない選手もトレーニングを疎かにしていなくて、しっかり準備してくれていると思います。代わって出場した選手も実際に活躍してくれています。常日頃からキチッとやってくれているという点で選手に感謝しています」と話した。小林監督の言葉通り、ここ数節でキムジョンミンや冨田大介が出場機会を増やしながら結果を出し続けている。一昨年を思い出しても長谷川徹、ドウグラス(現・徳島から広島へ期限付き移籍)、那須川将大(現・松本)のように終盤に出場機会を増やした選手が活躍したことも記憶に新しい。

今節・磐田戦でも救世主となる新たな選手の登場と活躍に期待したい。

reported by 柏原敏

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