ヴォルティススタジアム

【徳島vs岐阜SE】プレビュー:相手の勢いには警戒が必要な一戦。ヴォルティスは守備を修正した隙のない戦いで駒を進める勝利とリーグ再開に向けた成長を手にしたい。(1465文字)

■第95回天皇杯全日本サッカー選手権大会 1回戦
9月5日(土)徳島vs岐阜SECOND(18:00KICK OFF/鳴門大塚)
—————–
IMG_8983
大方の予想は群馬であったはず。同じJ2で戦うJ参入同期と顔を合わせるものと、恐らく選手たちも思っていたに違いない。しかし、天皇杯2回戦で相対することになったのはFC岐阜SECOND(以下 岐阜SE)──。JFLよりもさらに下のカテゴリー(東海社会人リーグ1部)のチームにまさか群馬が敗れようとは。

だが、これこそが天皇杯。そこにはノックダウントーナメントであるがゆえの難しさがあり、実際に思いもよらない結果が生まれる。例えカテゴリーやネームバリューで上回っていても、ゲームの中で緩みや甘さを見せてしまえば奈落の底へ突き落とされる危険があるのだ。
そしてそれはこの一戦のヴォルティスにも当然言えること。1回戦は前半のうちからの畳み掛ける得点でファジアーノ岡山ネクスト(以下 岡山NE)を退けたが、小林監督も「群馬に勝って2回戦に進んできたということはイケイケですよね」と警戒を強めるように、岐阜SEはJクラブを撃破したことによって大きな勢いを纏っている。その勢いはこうした一発勝負において力量差を埋めるだけの要素となることから、迎える2回戦、チームは精神面でもプレー面でも1回戦以上の厳しさと集中をもって臨まなくては。

(残り 957文字/全文: 1539文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ