ヴォルティススタジアム

【特別寄稿】加入内定したカルリーニョス選手-スキルとメンタルの両面でチームを牽引-

2016シーズンに加入内定が発表されたカルリーニョス選手について、今回は大宮アルディージャの情報伝えるWEBマガジン「Omiya vision」の特別寄稿記事を掲載しています。
シーズンを通して見てきた番記者だからこそわかる、常に闘志を前面に押し出せるカルリーニョス選手のプレーぶりや、朗らかな人柄について、少しでもお伝えできればと思っております。
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【選手レビュー2015】カルリーニョス:スキルとメンタルの両面でチームを牽引(12/13 Omiya visionで掲載された原稿です)

来日4年目となった今季、カルリーニョスは文句なしの中心選手としてチームを牽引した。38試合出場は41試合に出場した横山知伸、泉澤仁に続き、横谷繁と並ぶ数字だ。派手な活躍が印象に残るタイプの選手ではないが、どの試合でも要所で光るプレーを見せてくれていた。

もともと、カルリーニョスは昨季の渋谷洋樹監督就任とともに出場機会を増やした経緯がある。サイドに張った選手への展開を重視する攻撃において、カギを握る存在だったのは間違いない。開幕前に行われた練習試合・栃木戦でも、途中出場するまでは攻撃にダイナミズムが生まれず、守備の狙いどころを作らせてしまっていた。局面を一気に打開するロングパスを蹴れるカルリーニョスの存在によって、相手は一箇所に守備の人数を掛けづらくなる効果があった。

(残り 810文字/全文: 1384文字)

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