【東京Vvs徳島】レポート:同じ失敗の繰り返し。課題解決がなされず敗戦…。
■2016明治安田生命J2リーグ 第4節
3月20日(日)東京V 1-0 徳島(13:03KICK OFF/味スタ/3,813人)
得点者:77’高木善朗(東京V)
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一体いつまで同じような失望のシーンを見なければならないのだろう。
サイドから入れられるボールに対する守備が自分たちの課題であることはこれまでの3戦で明らかになっていたし、それゆえこの一戦で勝利を掴むためにはその改善が絶対不可欠であったはずだ。にもかかわらず、またしてもそこに不十分さを露呈してネットを揺らされ、敗戦…。
厳しい言い方にはなるが、ここまで同じ轍を踏んでばかりでは、白星を得られないだけでなくファン・サポーターの信頼を失ってしまう。改善のための取り組みを本当に厳しく突き詰めてやっているのか、そう疑いの目を向けられることにまでなってしまうであろう。
ゲームの入り自体は悪くなかった。岩尾憲と木村祐志を中心にチームは落ち着いてボールを繋ぎ、8分と10分に続けて惜しい形を披露。特に、左サイドを破った渡大生のセンタリングを山﨑凌吾が頭で合わせた8分の場面はいきなり先制かというほどの決定機で、その後の戦いに大きな期待感を抱かせるものであったと言えよう。
しかし、20分過ぎから状況は変わっていく。
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