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【コラム】「自分の仕事の精度を高めてチーム、選手の手助けができれば」今季新設された分析担当コーチの役割とは!?

今季加入した前迫雅人分析担当コーチ(写真手前)

今日は、チームに新しく出来た「分析担当コーチ」が普段どんな仕事をしているのか、今季就任した前迫雅人分析担当コーチに話を聞きました。

「(役割は)主に相手チームの分析になります。次に対戦するチームの5試合分くらいを見て、相手の特徴であったり、ストロングポイントとウィークポイント、攻め方、守り方、そしてセットプレーなど戦い方を見て、対策を立てる手助けをしています」と、自身の仕事について説明してくれました。

チームは一週間のルーティーンとして、対戦チームのスカウティング映像を見ていますが、そういった部分で大きな役割を担っています。もちろんコーチとして選手に接することも求められていています。分析担当コーチという立場から「自分から気づいたことがあれば選手にアドバイスすることもありますし、選手から相手チームについて聞かれたときは分析したことから答えられるようにしています。チームの戦い方というところでは、あくまでも監督の戦術がありますが、選手に『相手がこんな感じだから、こう戦っていこう』と話したりもします」と、分析担当ならではの角度から選手にアプローチしているようです。

「今年から入って新しく出来たポジションで、もちろん難しい部分もありますが、今は楽しい部分が大きいです。チームの勝利という結果には貢献できていないですが、自分の仕事の精度を高めてチーム、選手の手助けができればと思っています」と、加入してからここまでを振り返って話しています。

ちなみに、先日の練習後、山﨑選手が前迫コーチと話しているところを見かけました。山﨑選手に聞くと、「自分で映像を見るだけではなくて、スカウティングの映像をもらってオフザボールの動きとかを勉強しています。直接話して、相手の特徴とかを聞くこともありますし、そういう話はしています」と話していました。

宮崎キャンプでの前迫コーチ

選手たちと比較的歳が近い前迫コーチ。チームでは「サコ」と呼ばれていて、時には人数合わせで紅白戦に混ざることもあれば、DF役としてトレーニングに参加することもあります。

「今は結果が出ていませんが、自分としては相手の分析を通して、その精度を高めてチームの勝利に貢献できるように頑張ります」と今後の抱負を話していました。

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