ヴォルティススタジアム

【四国ダービー開催記念企画!】ダービーを戦ったOBに聞く!第2回:島田裕介さん

四国ダービーの開催に合わせてヴォルスタがお届けする特別企画。「四国ダービー開催記念企画!ダービーを戦ったOBに聞く!」第2回は2010シーズンから2シーズン徳島ヴォルティスに在籍し、10番を背負った島田裕介さんに話を聞きました。島田さんは現在子どもたちに夢の大切さを伝える「ユメセン」の活動やサッカーの解説などをおこなっています。
(このインタビューは島田さんが解説を務めた5月15日(日)清水エスパルス戦の後におこなったものです。)
「四国ダービー開催記念企画!ダービーを戦ったOBに聞く!」は、7月24日(日)のホームでの四国ダービー開催までの期間にダービーを戦ったOBに話を聞き、お届けします。
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2010年、キャプテンマークを巻いて四国ダービーに出場した島田裕介さん。

Q.四国ダービーの印象に残っていることは?
「印象に残っている試合としては、負けた試合と勝った試合があるのですが、負けた試合では(2010シーズン第26節0-1●(A))僕がキャプテンマークを巻いて出場していました。何としても勝ちたかったのですが負けてしまって、サポーターの方々の表情とかをみて、やはりダービーというのは特別なものだなと感じたことが印象に残っています。
勝った試合で言うと、アウェイで柿谷曜一朗(現・C大阪)が得点を決めて1-0で勝った試合なのですが(2011シーズン第12節1-0○(A))、この試合ではアシストをして今度はチームの勝利に貢献出来て、すごく喜んでくれた姿を見れてダービーの持つ影響力の強さを感じました。
そういった意味でも四国ダービーは今でも注目していますし、自分も四国ダービーの試合に出場出来たということは非常に財産になっています。今後も熱い戦いがおこなわれることを期待しています」

2011年、アウェイでの四国ダービーでは柿谷曜一朗選手(現C大阪)のゴールもあり1-0で勝利した。

Q.徳島でプレーしていた時に印象に残っていることは?
「徳島はアウェイに行くには少し不便というか、大変なところがあると思います。そういう中でも、遠くまで来てくれるサポーターがいますし、僕自身、徳島でプレーした後に韓国でプレーしていたのですが、韓国まで来てくれたサポーターの方々もいて、非常に選手に対する熱い思いを感じていました。J1に上がった時も嬉しかったですし、2年間しかプレーしていませんが、今でも応援してくれている人がいるのはとても嬉しいです。これからも古巣として応援していきたいと思っています。ただ、個人的には10番としてもっとやれたという後悔がありますね。」

Q.今の徳島ヴォルティスの印象は?
「今日の試合(5月15日(日)第13節清水戦後にインタビュー)でだいぶ印象は変わったのですが、カルリーニョス選手がいるということもありますが、チームとしてより前に前に行けていたという印象です。今までは、ボールを回せていても後ろや横のパスが多くて、少し遅いなという印象がありました。今日は前に攻撃のスイッチも入っていましたし、球際にも強く行けていたので、今後もこういった戦いを続けていければ順位も上げていけると思います。観ている人も得点や攻撃の部分が見たいと思うので、より攻撃的にシフトチェンジしていってもらえたらと思います。」

Q.最後に、今のご自身の活動を紹介していただけますか。
「僕は今、解説のお仕事と小学校を回って『夢の大切さ』を子どもたちに伝えています。(「JFAこころのプロジェクト推進室」スペシャルスタッフとして活動中)そういった意味では徳島の子どもたちは徳島ヴォルティスの選手たちを間近で見れるので、選手たちには子どもたちに『夢』や『希望』を持ってもらえる様なプレーを多く見せてもらいたいなと思っています」

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