ヴォルティススタジアム

【岐阜vs徳島】プレビュー:疲労はピークをさらに超えたもののはず。だからこそ求められるプレーの正確さ。

■2016明治安田生命J2リーグ 第29節
8月14日(日)岐阜vs徳島(18:00KICK OFF/長良川)
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目の前の戦いだけに集中しなければならないのは言うまでもないこと。今のヴォルティスはとにかくそれをひとつひとつ乗り越えていくしかない。
だが現実的な話として、選手たちも残り14戦でどこまで勝点を伸ばせるかを考えるに違いないし、プレーオフ進出ラインと予想されるような数字へ辿り着くためには凄まじいハイペースでの勝点獲得が不可欠であると全員がもう十分に分かっていよう。ならば、チームが体現しなければならないのは何が何でも勝利をもぎ取るのだという強烈な執念と姿勢。ひとつでも敗戦を喫したなら即希望の火が消えてしまうという針の振り切った危機感を持ち、それをパワーに変えてゲームに臨まなくてはならないだろう。

しかし迎える今節は、夏本番時期にもかかわらず前節から中2日という過酷過ぎるスケジュール。しかもアウェイ戦のヴォルティスには前日の移動も伴うため、選手たちの疲労はピークをさらに超えたところまで達するに違いない。それらを考えると、ゲームはかなり消耗したコンディションで戦わねばならないものとなるはず。どれだけメンタルを強く保っても足が思うように動かない、選手たちにとってはこれ以上なく難しい一戦と言えよう。

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