ヴォルティススタジアム

【岐阜vs徳島】レポート:前半突き放せなかったことが響きドロー…。

■2016明治安田生命J2リーグ 第29節
8月14日(日)岐阜 1-1 徳島(18:03KICK OFF/長良川/4,109人)
得点者:17’大﨑淳矢(徳島)69’レオミネイロ(岐阜)
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キックオフの時刻になっても気温が30℃を上回るこの夏本番時期。インターバルの短い連戦は想像を遥かに越える消耗を選手たちに強いる。特に今節は、中3日で戦った前節から僅か2日しか休養日がないという過酷過ぎる日程。しかもヴォルティスには前日の移動もあって、正直なところこの一戦に対してはコンディショニングどころでなかったはずだ。

それでもチームは前半、非常に高い集中力を込めたプレーで素晴らしい戦いを繰り広げる。開始すぐの4分に早速内田裕斗が左サイドをドリブルで切り裂いてセンタリングを供給し岩尾憲のミドルシュートを引き出せば、そこから中盤の安定したパスワークと大きなサイドチェンジを多用して序盤のうちに主導権を掌握。岐阜を左右へ揺さぶりながら生まれたギャップを狙う攻撃でじわじわとゴールへ迫ると、17分には右サイド奥を突いた木村祐志をポイントにその形を結実させて大﨑淳矢が待望の先制点を奪って見せた。

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