ヴォルティススタジアム

【選手が振り返る2016シーズン】キムキョンジュン選手「徳島という町も過ごしやすかったですし、不自由なく生活出来ました」

12月3日(土)のトレーニングをもって徳島ヴォルティスの今シーズン全ての活動が終了した。
これからはOFFとなるが、ヴォルスタでは、選手のインタビューを通じて今シーズンを振り返っていく。

第10回はキム キョンジュン選手。昨年夏に途中加入し、今シーズンは圧倒的なドリブルスピードを武器に途中出場のジョーカーとして活躍。第11節の水戸戦では途中出場で完全にチームの流れを変え、自身のドリブル突破から決勝点を生みだす活躍を見せ、天皇杯2回戦の北九州戦ではカウンターに抜けだして来日初ゴールも決めた。
来日2シーズン目を終えたキムキョンジュン選手に今シーズンを振り返ってもらった。

※インタビューは移籍発表前に行ったものです。
————–
キムキョンジュン
Q:今年1年間を振り返って。
「結果としては残念なところもあり、その中でも色々得たものも多かったです」

Q:試合に出場していくなかで感じたことは?
「やっぱり出場した試合自体が少なかったですし、先発した試合もありませんでした。そこに関しては残念ですが、自分に足りない部分があったと思っていますし、その足りない部分を補う一年になったと思います。今後に向けたいい準備が出来たとも思っているので、来年以降にこの一年をしっかり繋げていきたいです」

Q:移籍して1年半が経ちましたが、日本で過ごすフルシーズンはいかがでしたか?
「選手たちとも仲良く出来て、大きな不便なところもなかったです。徳島という町も過ごしやすかったですし、不自由なく生活出来たと思っています。短期間で外国語を覚えるのは難しいことですが、通訳もいてくれましたし、そこに関しては大きな問題はないです」

昨日、江原FC(大韓民国)へ完全移籍が発表された。キムキョンジュン選手はチームを通じて「一年半という短い間でしたが、日本でのサッカー経験が出来てとても良かったです。多くの試合に出場することが出来なかったということは残念でしたが、得られたことは多くあって、日本の精密なプレーを少しでも自分のものに出来たことは良かったと思っています。また、みんなと楽しくサッカーが出来て本当に良かったですし、日本での経験を今後に活かしていきたいと思います」とコメントしている。

■今季の成績
J2リーグ戦19試合出場(206分)0得点
天皇杯3試合出場1得点

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ