ヴォルティススタジアム

リカルドロドリゲス監督プレゼンテーション~11の大事なこと~

今回は、14日に行われた、新体制発表会でのリカルドロドリゲス監督のプレゼンテーション、11の大事なことをご紹介します。

始めまして、みなさんこんにちは。リカルドです(日本語で)

全ての夢は1歩目から始まります。今日から、私たちの夢が始まります。徳島ヴォルティスに新しいスタイルを確立していきたいと思っています。我々は既に練習から強いインテンシティを持って取り組んでいます。これから迎えるシーズンに向けてますます強くなっていきたいと思っています。このクラブの目標は当然上位6チームに入ることです。しかし我々はそれよりも更に上を目指して、そして、できるだけ高い順位にいきたいと思っています。

私は現役時代プロ選手ではなかったですが、プロ選手を目指していました。しかし17歳のときに膝の怪我をかかえてしまって、そこで夢が途絶えてしまいました。しかし、時としてこういった試練はより人を強くしていくことが出来ると思います。例えばこういった試練によって、今までで恐らく出来ないであろうと思っていたことが、出来るようになっていきます。
私は17歳で引退してそこからいろいろやろうと思ったのですが、その時まだ自分は監督という職業について何も知らないということに気づきました。なので、まずは勉強することから始めて、大学に行って、さらに学びました。そして、私は監督として必要な勉強してきた後に、ようやく監督として生きていきたいと思いました。

しかしその時に思ったのは、なぜ私は監督になりたいのか、ということでした。
この問いに自分の中で答えを出すのに、3日4日かかりました。監督として自分のミッションは何なのか、そういうことを考えました。

私のミッション。まず1つ目、それは選手をより良くしていくことです。このシーズンが終わるまで、選手を出来るだけより向上させていきたいです。彼らが選手として持っているポテンシャルをさらに高く引き上げること、それが1つの目標だと思っています。この3日、4日実際に選手を見て確信しました。選手たちは確実にクオリティを持っています。そして選手たちが持っているポテンシャルを全部引き出す、そういうことも監督にとって1つのモチベーションとなっています。メンタル面でも選手たちを向上させていき、そして当然、戦術的にも向上させていき、選手たちが主体的に進めていき、選手として成長させていくこと、それが1つの目標だと思っています。

また、2つ目ですが、それはチームをより向上させていくこと、それがもう1つの目標だと思っています。
私の目標は徳島ヴォルティスを更にもう1つ上のレベルに上げることだと思っています。最初の日からこういう目標を持って、そしてシーズンの終わりにはそうなっているようにしていきたいと思っています。

そして、3つ目。この3つ目が、私が特に言いたいことですが、これはサポーターの皆様を幸せにしたいということです。
1週間かけてしっかり練習をして、そして週末に皆さんに来てもらって、それを表現して、皆さんに幸せを感じていただくことです。そして、サポーターの皆さんにはスタジアムに来ていただいて、我々の選手たちのプレーを見ていただいて、幸せな気持ちになってもらいたいです。ポジティブな感情を持ってぜひスタジアムで過ごしてほしい、そう思っています。チームの雰囲気や我々のプレーを見てもらって、ポジティブな感情を持ってもらいたいです。

どのように練習して、それをどのように試合で表現しているか、そういうものを見てもらって、そして選手たちが表現するプレーを見て、サポーターの皆様がこのクラブに対して誇りに思ってもらえるようにしていきたいと思っています。

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