ヴォルティススタジアム

【再掲載】リカルド監督「(東京V・ロティーナ監督も)北部で育ったので、共通点があるかもしれません」

2月13日、東京都内で行われたキックオフカンファレンス。
リーグ開幕戦の相手である東京ヴェルディと隣り合わせのPRブースで、リカルドロドリゲス監督、ロティーナ監督へ開幕戦への意気込みやお互いのチームの印象などをお聞きしています。
リカルド監督とロティーナ監督は共にスペイン北部の出身ということで、サッカーの価値観や共通点などもあるのか、お聞きしています。

※今回は開幕直前特別企画として、2月14日に掲載された記事の再掲載です。


〇リカルドロドリゲス監督
(開幕戦の相手は東京Vです。指揮官はスペイン人のロティーナさんですが、印象は?)
ヴェルディは歴史のあるチームですし、高い志を持っているチームだと思います。プレシーズンの段階でヴェルディの事を研究・分析する事は難しいですが、重要なのは我々のパフォーマンスを発揮させることに集中させることです。まずは自分達がしっかりとやらないといけません。
(リカルド監督はスペイン北部・オビエドのご出身とお聞きしました。東京V・ロティーナ監督もスペイン北部のバスク地方のご出身ということで、そういった意味でのサッカースタイルでの共通点はあったりしますか?)
やはり北部のチームは違いますね。南の方だったり(バルセロナのある)カタルーニャでやっているサッカーとは違いますね。2人とも北部で育ったので、影響があるかもしれません。
(サッカーの特色は)球際で激しくいかなければいけないですし、しっかりとオーガナイズしていかないといけません。ただ2人ともスペインの外に出て、今海外でやっていますから、試合をやる中でそういった自分たちのサッカー文化(特色)を出していければいいなと思います。常に相手よりもいいプレーをしていきたいです。

(ロティーナ監督と面識は?)いいえ、ただ日本に来る前に一度コンタクトを取りました。今日会って一緒に話をしました。彼はカタールにいて、私はサウジアラビアにいましたので、中東と日本ではどういった違いがあるのか、文化が違えばサッカーのスタイルも違いますので、お互いが経験したことを話しました。

(千葉のエスナイデル監督とは?)会ったことはなかったですね。当然プレーヤーとしてはもちろん知っていました。今日初めて対面して、ロティーナ監督と3人で話していい時間を過ごすことができました。電話番号を交換して連絡をお互い取り合っていこうと話しました。

(ファン・サポーターの皆さんへ)一番重要なことは勝つことですが、それから当然サポーターの皆さまにいい感情を与えることですね。スタジアムで楽しんでもらって、我々のサポートをしてくれると思うので、我々や選手達やそのサポートに応えたいと思っています」

〇ロティーナ監督(東京V)
「スペインサッカーのようなサッカーをしたいと思っていますが、日本人選手・ヴェルディの選手たちの特徴を適応させていきたいです。スペインサッカーの大きな特徴はポゼッションサッカーですがそれを取り入れていきたいと思っています。
(それはある程度、日本の中で東京Vがこれまでやってきたサッカーに似ている部分はありますか?)ヴェルディが歴史的にパスをつなぐサッカーをしていると知っています。

(開幕戦の徳島については?)今はまだライバルよりも自分達のチームの方が重要です。開幕戦という事で情報も少ないです。開幕戦後にはいろいろな情報も入ってくると思いますし、分析することも多くなってきていると思います。
(徳島のリカルドロドリゲス監督もスペイン人ということで、似たようなスタイルのサッカーとなった場合、どんなポイントが勝敗を分けると思いますか?)
勝点3を取ることが重要ですがそれをどのように獲得するのかが重要になると思います。リーグ戦ですので勝つことも重要ですが、チームがどのようにプレーしているのかを見てみたいと思います。
(結果も大切ですが内容も重要ということですか?)いいプレーができたら勝利の可能性が高まると思います」

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