ヴォルティススタジアム

【甲府vs徳島】試合フォトレポート:雪が舞う厳しい天候の中、完封勝利で3連勝!

■2018明治安田生命J2リーグ第5節
3月21日(水・祝)甲府 0-1 徳島(14:03KICK OFF/中銀スタ/3,130人)
得点者:84’オウンゴール
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試合前に懸命の雪かきが行われ、雪が舞う中で行われた甲府戦。

前半は難しいピッチ状況もあり「簡単なパスミスやボールがうまく動かなくて苦戦しました(リカルド監督)」と、両チームともにミスの目立つ展開となる。26分にはCKから甲府にネットを揺らされるも、オフサイドの判定でノーゴール。試合を通して甲府の大きなチャンスはこれだけだった。
両チームメンバー交代なしで迎えた後半、「もっと簡単にボールを動かしていこう」とリカルド監督から指示を受けたチームは、徐々にテンポの良いパス回しを展開。61分に山﨑凌吾を投入するとその流れは加速する。投入直後に左サイド内田裕斗のクロスに山﨑が左足で合わせるもポストに嫌われると、その直後にも島屋のパスに抜け出した山﨑が今度は右足でシュートを狙うが、またもやシュートはポストに当たりゴールとはならない。68分には再び山﨑が、73分には杉本、79分には島屋、シシーニョが連続してゴールを狙うも相手のゴールネットを揺らせない。

そんな中、試合が動いたのは82分。前線からの積極的なインターセプトを狙う徳島に対し、後手を踏んだ相手選手が内田に対するファウルで一発退場となる。このFKを「頭を超えるボールの方がチャンスがあるかなと思ってた(岩尾)」と判断。岩尾の蹴ったボールは相手選手がわずかに頭で触りオウンゴールを誘発、待望の先制点を奪う。

その後の時間帯は、数的優位を上手く使いボールをキープしながら時計を進めてタイムアップ。「今日のように内容が良くなくても勝ちを積み重ねることができたのは大きかった(大﨑)」と話すように、昇格候補の一角と目される甲府を相手に、シュート3本(徳島は11本)に抑える完封勝利で3連勝を達成。中3日で迎える次節新潟戦に向け弾みとなる勝利となった。

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