【直前レポート】THE・アドバンテージ。
天皇杯2回戦・栃木戦(1○0)は新しい戦力も加わった中で結果につなげられた。薗田卓馬がPA内でこぼれ球を強引にシュートへ持ち込んでCKを獲得する場面、渡井理己がスペースを上手く利用して前を向いた場面、藤原志龍がPA付近で持ち味のドリブルで仕掛けた場面など各々が特徴を出した。試合後にリカルドロドリゲス監督が「総括すると、とても良い内容のゲームだと言えるものではありませんでしたが、その中でも我々のアイデンティティーが出たゲームだと思います」とコメントしたが、課題がなかった訳ではないものの見応えのあるプレーが垣間見えた。
また、その中で目立っていたのが杉本竜士。前節・福岡戦(0●1)で59分間出場したが、天皇杯では疲労を感じさせずに90分走りきった。[3-4-2-1]の左WBで出場したが、何度も果敢に仕掛けて、プレッシングの守備でも良さを出した。その他にも、ブエノの強さは非常に利いていた。ロングボールの競り合いはほぼパーフェクトに抑え、後半は押し込まれる場面が続いたが無失点でシャットアウト。それぞれにいいアピールができたことだろう。
さて、今節・町田戦に向け、福岡戦翌日にリカルド監督と岩尾憲が長々と話しこんでいた内容についてあらためて取材を試みた。
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