ヴォルティススタジアム

【町田vs徳島】フォトレポート:アウェイで得た貴重な勝点1。

■2018明治安田生命J2リーグ第34節
9月22日(土)町田 1-1 徳島(16:03KICK OFF/町田/3,524人)
得点者:45+1′ 中村祐也(町田)70’ピーターウタカ(徳島)
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試合前リカルド監督が「この試合がシーズンを占う試合になると選手たちに伝えました」と話す2位町田との6ポイントゲーム。
今節累積で出場停止となった石井秀典に代わってキムジョンピル が第6節以来のスタメンに名を連ねた。

町田戦のスターティングメンバー。

試合序盤は戦前の予想通り「ペナルティ横のスペースを使って攻撃してくる(藤原)」町田がサイドを起点に崩す形を狙う。一方の徳島は町田の背後のスペースを狙う展開となる。15分にはボールを奪ったウタカが裏に抜けたバラルがシュート。28分には表原のダイレクトのパスを受けたウタカがシュート。39分にはウタカとのワンツーで抜け出した表原のクロス、相手GKがこぼしたボールに杉本竜がシュートを狙うが相手DFのブロックにあい防がれてしまう。0-0で迎えた前半アディショナルタイム、試合が動く。ゴールキックのこぼれ球を拾われると、中村祐也にミドルシュートを決められ先制点を奪われる。

戦況を見つめるリカルド監督

ハーフタイム、「攻撃は1回で終わらずに2回3回と続けていくこと。絶対逆転出来るぞ!45分間信じて戦おう!」と選手を送り出したリカルド監督。
後半、警戒していた立て続けにセットプレーからピンチを迎えるが、守護神・梶川のファインセーブでしのぐと、逆に54分には岩尾のCKをバラルが頭で合わせるがゴールマウスを捉えられず。56分にはショートコーナーから前川がドルブルで仕掛けるもシュートは相手DFにブロックされる。


そうして迎えた70分、井筒のフィードをバラルが頭ですらせて流すと、こぼれたボールにウタカが反応。冷静に相手DFをブロックしながら放ったシュートが決まり、1-1の同点に追いつく。
その後は、両チームともにカウンターやセットプレーでチャンスを作る一進一退の攻防。82分には前川に代えて狩野健太を投入し逆転を狙う。しかし両チームにゴールは生まれず1-1で試合を終了。
試合後「今日の引き分けをどう持っていくかは次の試合にかかっている(梶川裕嗣)」と話すように、アウェイで得た貴重な勝点1を生かすためにも、次節・ホームでの甲府戦での勝利に期待したい。

□試合フォト

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