ヴォルティススタジアム

【東京Vvs徳島】試合フォトレポート:リスク覚悟で勝負に出るも、東京Vにリベンジならず。

■2018明治安田生命J2リーグ第38節
10月21日(日)東京V 2-1 徳島(14:03KICK OFF/味スタ/5,873人)
得点者:6’レアンドロ(東京V)65’バラル(徳島)90+3’李栄直(東京V)
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昨年最終節のリベンジ、そしてJ1昇格の望みをつなぐためにも、もう負けられない一戦となった東京V戦。

東京V戦のスターティングメンバー

DFラインに石井秀典、FWに杉本太郎、右サイドにシシーニョが入る形でキックオフ。前半6分、シシーニョのバックパスをレアンドロに奪われてゴールを許し、序盤でビハインドの苦しい展開。その後も右サイドから攻め込まれることもあり、前半10分過ぎに小西を右サイドに出してシシーニョが中盤に入る形に整える。18分に右サイドに入った小西のミドル、その直後のCKからキムジョンピルが頭で合わせるがミートできず。24分には左サイドを井筒と表原のコンビで崩しクロス、29分にはキムジョンピルの縦パスを前川がダイレクトではたき杉本太郎へ。シュートを狙うがGK上福元にセーブされる。31分には足の違和感を訴えたシシーニョに代えて内田裕斗を投入。内田を左サイドに、表原を右サイドに入れる。すると34分、内田の縦パスから杉本とのパス交換で崩すと小西、岩尾が連続してミドルシュート。しかしゴールを割ることができず1点のビハインドでハーフタイムに。
「1対1の勝負に絶対負けないこと!自信を持って!まだまだこれからだぞ! 」とリカルド監督に発破をかけられた選手たち。
50分には井筒のパスに反応し裏を取った内田がダイレクトで折り返すがバラルにはわずかに合わず。53分にはキムジョンピルのサイドチェンジから内田のクロスにバラルが合わせるがわずかに合わず。ゴールを奪うために佐藤、ウタカの交代準備が進む中、65分同点ゴールが生まれる。表原がドリブルで粘りマイナスのクロスを入れるとバラルがシュート!4試合ぶりの得点で同点に追いつく。

バラルのゴールで同点に追いつく!

同点に追いついたものの勝利するためにはもう1点欲しいヴォルティスは、前川に代えてウタカを入れ、さらに前線の選手を増やす。
最大のチャンスは83分。井筒の絶妙なオーバーラップからゴール前のウタカへボールが通る。ウタカは反転してシュートを放つもネットを揺らすことはできず。85分には最後の切り札としてリーグ戦では第5節・甲府戦以来の出場となる藤原志龍を投入する。
しかし90+3分、小西のミスキックをキャッチしたGK上福元からのスローインからカウンターを受け、右サイドに開いた泉澤にクロスを入れられると、最後は李栄直に決められてしまう。
リスク覚悟で勝負に出たヴォルティスだったが、2試合連続でのアディショナルタイムでの結末となってしまった。

試合後、アウェイまで駆けつけたサポーターにあいさつする選手たち。

□試合フォト

(残り 113文字/全文: 1509文字)

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