ヴォルティススタジアム

【徳島vs岐阜】フォトレポート:劇的な今季初勝利!

■2019明治安田生命J2リーグ第2節
3月3日(日)徳島 1-0 岐阜(14:03KICK OFF/鳴門大塚/7,898人)
得点者:90’+5 清武功暉(徳島)
———–

前節、J2初参戦の鹿児島に敗れ、悔しい敗北を喫したヴォルティス。「鹿児島に行って悔しい想いをした人たちのために、しっかり勝点3を取りたい(リカルド監督)」と必勝を期して、ホーム開幕戦で山形に勝利した岐阜を迎えた。
前節からシステムを3バックに変更、スタメン5人入れ替え試合に臨んだ。
前半、主導権を握ったのは徳島。ボールを奪うと素早く左サイドの杉本や右サイドの岸本を使いチャンスを作る。9分には野村の反転から強烈なミドルシュートを放つと、22分には岸本のクロスに清武、37分にはCKから最後は石井が飛び込むがゴールにはならず。徳島が終始押し込んだ前半だったがゴールを奪うことはできず。

後半、前線からプレッシャーをかけるようになった岐阜に、ボールを奪われヒヤリとさせられるシーンもあったのが、これはGK梶川がゴールを許さず。
徳島も54分にCKから内田航平、56分には押谷、その直後には岸本のクロスを清武がワントラップからシュートを放つが、いずれもゴールにはつながらず。ジリジリとした展開の中、78分に杉本に代えて藤田、87分には、河田、表原を投入し、攻勢を仕掛ける。

すると後半アディショナルタイムに劇的な展開が待っていた。
岩尾のFKのボールを岐阜がクリアしきれず、こぼれ球を内田航平がダイレクトで狙う。これはGKがクリアするものの、こぼれ球を押谷が拾い藤田へ。「こぼれ球を押谷選手がつないでくれた時、中で清武選手がフリーなのは見えていました」と話す藤田がマークをかいくぐりクロスを入れると、清武がジャンピングボレー!ネットを揺らし待望のゴールを上げる!

ゴールの喜びを爆発させる選手たち

スコアレスドローの予感が漂う中、劇的な展開で今季初勝利を挙げたヴォルティス。
試合後「チーム全体として、諦めず戦い続けるスピリットを感じていただけたと思います」と話したのはリカルド監督。
次節、ホームで昇格候補の一角、大宮を迎え撃つ。

サポーターと喜びを分かち合う選手たち

(残り 119文字/全文: 1165文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ