「残留請負人」前讃岐監督・北野誠が語るJ2監督論。魔境を生き抜く極意とは?(J論)

ヴォルティススタジアム

【直前レポート】やっぱりスタジアムが最高やね。

前節・新潟戦(1○0)は久々の2トップ。そして、リカルドロドリゲス監督にとって伝家の宝刀と言っていいのかどうかわからないが、中盤がダイヤモンドの[4-4-2]を楽しませてもらった。やはり外の崩しも魅力的だが、中央の崩しがあって、外の崩しが効いてくる。小林伸二監督の『表』とか『裏』とかの話を思い出した。脱線したが、これからスカウティングする相手にとって、新たに準備する難しさを1つ増やせたのではないだろうか。

さて、勝利同様にアツい場面が2つあった。まず、1つが85分頃のサポーターのコール。いつ失点してもおかしくない程に押し込まれた後半45分間。最も苦しい時間帯での「佐藤、アレッ!」。最前線の守備と懸命なポストプレーでチームを勇気づけてもらいたい時間帯に、その佐藤晃大を勇気づけた声援。「もちろん聞こえていました。すごい力になりました。でも、その声援にまだまだ応えられていない。もっともっと頑張りたい」と試合後に言葉にしていた。

もう1つ。渡井理己がJ初出場を飾ったが、途中交代でピッチを下がった際にベンチメンバー全員が駆け寄って頑張りを称えた。映像には鈴木徳真とコーチから受けた祝福しか残らなかったが、実際は全員のあたたかい祝福があった。これこそチームである。

この2つは、スタジアムに足を運ばなければ気付けない感動。そんな場面に再び出会いたいとホームゲームに、アウェイゲームに足を運んでしまう。さぁ、山口戦も勝利へ向かおう。

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