ヴォルティススタジアム

【徳島vs栃木】フォトレポート:岩尾の劇的ゴールでシーソーゲームに終止符。5試合ぶりの勝利は『令和』初勝利!!

■2019明治安田生命J2リーグ第12節
5月5日(日)徳島 3-2 栃木(14:03KICK OFF/鳴門大塚/5,778人)
得点者:9’大黒将志(栃木)25’清武功暉(徳島)77’ヨルディバイス(徳島)83’西谷和希(栃木)90+2’岩尾憲(徳島)
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5試合ぶりの勝利を目指すヴォルティス。ホームに栃木を迎えたこの試合、京都戦からスタメンを3人変更。DFラインには石井秀典、出場停止明けの清武功暉、表原玄太がスタメンに名を連ねた。

最初に決定機を迎えたのはヴォルティス。前半5分、左サイド内田裕斗のクロスを逆サイドの藤田征也がダイレクトで折り返すと清武がシュートを放ち、流れを掴んだかと思われた。
そんな中迎えた前半10分、スローインからボールを展開され西谷優希にミドルシュートを許す。これはDFがブロックしたが、フラフラと上がったこぼれ球を大黒にうまく合わされ先制を許してしまう。先制を許したヴォルティスだったが23分、中盤で前を向いた小西雄大が裏へ抜けた内田を見逃さず浮き球のパスを入れると、内田が入れたクロスを相手DFが手で止めハンドの判定。このPKを清武が冷静に決め試合を振り出しに戻す。

後半、風上になった徳島が押し込む展開となる。後半早々に小西が強烈なミドルシュートを放つものの、これはクロスバーにはじかれてしまう。
その後も栃木の引いた守備に手こずる時間帯が続くが、77分、ヨルディバイスのミドルシュートがネットを揺らし逆転に成功する。しかし、83分、一瞬の隙を突かれ西谷和希に決められ試合は再び同点に。

「(2-2に追いつかれた後も)チームは良いリアクションを見せ、勝者のメンタリティーを持って戦えた(リカルド監督)」が話す通り、最後まであきらめない姿勢がゴールを呼ぶこととなる。
90+2分「点を取りに行きたい気持ちが無意識の中にあった」という岩尾がボールをカットすると、野村、小西とつなぎ、ボールは再び岩尾の足元へ。マークしていた藤原広太朗をトラップでかわすと、「とにかく決めたい一心で流し込みました」と右足一閃。

キャプテンの劇的ゴールで勝利をもぎ取ったヴォルティス。栃木の堅い守りに苦戦しながらも『令和』初戦を劇的な勝利で飾った。


■試合フォト

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