ヴォルティススタジアム

【徳島vs町田】フォトレポート:河田の右足一閃!5試合ぶりの勝利!

■2019明治安田生命J2リーグ第17節
6月8日(土)徳島 1-0 町田(18:03KICK OFF/鳴門大塚/4,181人)
得点者:75’河田篤秀(徳島)
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試合内容に手応えを感じさせるものの、4試合勝利がないヴォルティス。
今節ホームに迎えたのは「やり方はわかっているが難しいチーム」と指揮官も話す、FC町田ゼルビア。

スタメンは前節から2名変更。DFラインには石井と今季初先発となる秋山拓也が入り、FWには2試合連続のスタメンとなる河田篤秀が入った。

開始3分、中盤でボールを奪った野村が意外性のあるロングシュートを放つと、その直後には岸本がスピードに乗ったドリブルからチャンスを作る形でスタートする。
しかしその後は、激しいプレスとコンパクトな布陣を敷く町田ペースで試合は進む。12分にはFKのボールが直接ゴールマウスを捉えるがGK梶川が落ち着いてセーブ。30分には富樫に決定機を作られると、37分にも左サイドを崩され土居にネットを揺らされるが、これはオフサイドの判定でノーゴール。
「ビルドアップの部分に修正を加え改善を試みた(リカルド監督)」 ことでヴォルティスも少しずつ攻撃の形を作るようになる。
41分には小西のCKからファーサイドで秋山が頭で合わせると、44分には野村のパスから杉本が決定機、相手DFの股下を狙うシュートを放つもGKに防がれていまう。

ハーフタイム、「まずは真ん中のスペースをしっかり消すこと。相手のFW対してもっと厳しくいくこと。一人ひとりが全部出し切ろう(リカルド監督)」と選手たちを送り出す。

後半は一進一退の展開。町田の鋭い攻撃を防ぎながら徳島もチャンスを作る。60分には岸本のドリブルから一度は相手に奪われるものの、杉本がプレスバックからボールを奪い返すと最後は野村のシュート!しかし相手GKに防がれてしまう。
そんな中迎えた75分、待望のゴールが生まれる。GKを含めたビルドアップで相手を引きつけると、「練習中に足元じゃなくて、走り込んだスペースへ置いてほしいとやり取りをしていました(河田)」と話すように、DFラインの裏に杉本がパスを入れると河田が反応。ドリブルで持ち込み、巧みなフェイントでシュートコースを作ると、強烈なシュートをサイドネットに叩き込む!

リードを奪った徳島は、83分にも追加点のチャンス。途中出場の渡井のドリブルから清武がスライディングでつなぎ、河田がシュートを放つも惜しくも枠外。
逆に86分にはCKから決定的なヘディングシュートを打たれるが、これはゴールラインギリギリのところで河田がクリア。
アディショナルタイム4分も体を張ったディフェンスで逃げ切り、ついにタイムアップ!5試合ぶりの勝利を挙げた。

□試合フォト

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