【徳島vs福岡】試合フォトレポート:日頃の取り組みが実を結んだ3連勝。
■2019明治安田生命J2リーグ第19節
6月22日(土)徳島 2-1 福岡(18:03KICK OFF/鳴門大塚/5,415人)
得点者:19’岸本武流(徳島)33’杉本竜士(徳島)55’ヤンドンヒョン(福岡)
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町田、横浜FCに連勝したヴォルティス。今節は3連勝を目指し、先日監督交代し心機一転を図るアビスパ福岡との対戦となった。
スタメンは「攻撃の部分でより良さを出せるように(田向)」両ワイドに杉本、岸本を配置し、DFラインにはヨルディバイスが入る4バックの形でスタートした。
先手を取ったのはヴォルティス。左サイドの杉本が先手を取り積極的にドリブル突破を仕掛けると前半19分先制点が生まれる。杉本のクロスから得たCK。キッカーの野村はショートコーナーの形で杉本からリターンをもらうと、エリア外にいた河田にパスを入れる。河田は強烈なミドルシュートを放つ。このシュートはGKセランデスにセーブされるものの、こぼれ球を岸本がしっかり詰めて先制点を奪う。
先制後は、さらにリズム良くボールを回すようになると、37分にはバイスのロングフィードを受けた杉本が「ファーストタッチですでに僕が優位に立っていたので、一人かわした後の二人目も冷静に見えていました」と中へ切り込み強烈なシュート!これがネットに突き刺さり2-0とする。
42分にはCKから河田のヘディングシュートがクロスバー、こぼれ球を内田が強烈なミドルシュートで狙うなど、いい攻撃をしかける。
後半、「0-0だと思って後半に臨むこと。少しでも点差を考えるとやられるぞ。よりボールを大事にしっかり動かしていこう(リカルド監督)」と送り出されたものの、「相手の勢いを正面から受けてしまうような展開になった(田向)」と話すように、相手のプレッシャーからミスが続きピンチを招く。55分には、鈴木淳にボールを展開されるとクロスボールからヤンドンヒョンに押し込まれ1点を返されてしまう。
1点差とされたヴォルティスは、システムを3バックへ変更。渡井、押谷、鈴木徳真を投入し、フレッシュな選手たちが前線から激しいチェイスを行い攻守にテコ入れする。一方の福岡も、昨シーズンまで在籍していた前川らを投入し反撃を試みるも、ヴォルティスの粘り強い守備を崩しきれない。
結局試合は2-1で終了。2-0の後の試合運びに課題は残したものの、「この連勝の間、状態の悪かった選手は誰一人いませんでした。全員が全員、そして途中から出てくる選手も間違いなくチームのためにプレーできていると思います。そういう意味では、全員の力で連勝できているのだと思います」と杉本が試合後話した通り、日頃の練習からの取り組みが、目に見える形として出た3連勝となった。
□試合フォト
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