ヴォルティススタジアム

【徳島vs千葉】フォトレポート:後半渡井の投入で流れを掴むも、引き分けで前半戦を終わる。

■2019明治安田生命J2リーグ第21節
7月7日(日)徳島 1-1 千葉(18:03KICK OFF/鳴門大塚/4,951人)
得点者:6’船山貴之(千葉)60’渡井理己(徳島)
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6月を4勝1分けで終え好調を加速させるヴォルティス。、前半戦最後となる今節は、現在18位に沈む千葉との対戦となった。

スタメンは前節から1人変更。河田に代わり、長崎戦以来6試合ぶりに佐藤晃大が前線に入った。
試合は開始早々に動く。前半3分、自陣で不用意な形でボールを奪われると、エリア内に侵入してきた相手選手をGK梶川が倒したとしてPKの判定。微妙な判定となったが判定は覆らず。船山にPKを決められ先制を許す展開となってしまう。

「今日の失点の仕方に関しては不本意だったので、チームが少しバラつくかとも思いましたが、石井選手や杉本選手が声を出してまとめ、バラバラにならずにやることを変えないというところでは、しっかりとプレーすることができた(岩尾)」が話すように、落ち着いてゲームを進める。

リードを奪い自陣に引き5-4のブロックを敷き中央を固めた千葉に対し、サイドを使いながらサイドを起点にチャンスを作る。26分にはヨルディバイスのサイドチェンジから岸本がドリブルで仕掛け左足シュート。続けて岩尾のCKをバイスがヘディング。36分には左サイドを崩し杉本のシュート、45分には内田のクロスをエリア内で野村の元へボールが入るが、いずれもゴールにはつながらず。結局前半は1点ビハインドで折り返すこととなった。

ハーフタイム、リカルド監督はDF石井に変わってMF渡井が投入し、ディフェンスの枚数を4枚から3枚にし、攻撃的な布陣で後半をスタートさせる。

前半に比べボールもスムーズに回るようになり、51分に早速決定機を作る。小西の縦パスからボールを受けた渡井のスルーパスに佐藤が反応。佐藤GKの股下を狙うが惜しくもゴールならず。

攻勢をかける中、60分、ついに同点ゴールが生まれる。野村の浮き球スルーパスに反応した小西がエリア内に侵入。右足でマイナスに折り返すと、最後は途中出場の渡井が決め同点に追いつく!

その後もヴォルティスが相手陣内に押し込む形が続く。ディフェンスの内田、田向も積極的に攻撃に絡む。68分には野村のスルーパスに佐藤が抜け出しシュートも決められず。71分には杉本が得意のカットインから鋭いシュート。試合終盤には押谷、清武と攻撃のカードを続けざまに投入する。89分にはクリアボールを拾ったところから相手DFを広げて空いたスペースに田向がパスを入れると、フリーとなった野村が強烈なシュート。続いてCKから難しいボールを押谷が上手く合わせるがシュートは枠外。後半はほぼ相手を自陣に押し込んで攻め続けたものの、相手GKの好守もありネットを揺らせず。結局試合は1-1の引き分けで終えた。

前半戦を8勝7分6敗の9位で終えたヴォルティス。後半戦となる次節は、昇格を至上命題に掲げる3位・柏との直接対決となる。

□試合フォト

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