ヴォルティススタジアム

【徳島vs長崎】試合フォトレポート:激しく厳しい90分。悔しさも残る中、勝点1を得る。

■2019明治安田生命J2リーグ第32節
9月14日(土)徳島 1-1 長崎(19:03KICK OFF/鳴門大塚/5,285人)
得点者:55’渡井理己(徳島)69’呉屋大翔(長崎)
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4連勝で迎えたヴォルティス。今節は現在3連勝と調子を上げてきた11位V・ファーレン長崎との対戦となった。

スタメンには今節出場できないヨルディバイスに代わり田向泰輝がCBの右に入り、中央には石井が入った。

前半、リカルド監督が「立ち上がりはとても良かった」と振り返った通り、先に流れを掴んだのはヴォルティス。開始早々に渡井のクロスのこぼれ球を小西が狙うと、7分にはFKのチャンスから河田が直接ゴールを狙うも、シュートはGKにはじかれてしまう。
しかし、その後は中央を固く締める長崎にボールをカットされるシーンが目立つようになる。そんな中迎えた41分、呉屋のドリブルから玉田に決定的なシュートを打たれるが、シュートはポストに当たりGK梶川がキャッチし事なきを得る。結局前半は0-0で折り返すこととなる。

ハーフタイム、「攻める時はボールを動かして積極的に。ポジションをしっかり意識しよう。カウンターには気を付けること(リカルド監督)」と送り出された選手たち。

後半も最初にペースを握ったのは徳島。50分に岸本のクロスに河田、52分にも杉本のクロスに河田が頭で合わせるが枠外となってしまう。
しかし55分、内田の縦パスを野村がワンタッチで渡井にパスを出すと「自分のイメージとは違いましたが、相手の前で触ることが出来たことが大きかった」と話す渡井が持ち運びシュート!待望の先制点を奪うことに成功する。

「あのタイミングでパスが来ると思っていました」と先制ゴールを振り返った渡井理己

リードを奪われた長崎もすかさず吉岡、イバルボを同時投入し攻撃をギアチャンジ。すると69分、イバルボのクロスを警戒していた呉屋に合わされ同点に追いつかれていまう。

徳島も岸本に代わり藤田、清武を投入、フレッシュな選手を入れ攻撃を活性化させる。

87分には徳島の連続攻撃。内田が強烈なミドルシュートを放つもポスト、その直後にも相手DFからボールを奪いシュートを狙うがわずかに枠外に外れてしまう。
結局2点目は奪えず。試合は1-1で終了。

試合後、「試合後は誰も悲観することなく、このまま続けていこうという声が出ました(田向)」「勝点1という結果ですが、負けなかったことは重要です(小西)」と前を向いた選手たち。
残り10試合、昇格を目指すギリギリの戦いが続く。

□試合フォト

試合前、今月10日(火)にご逝去された川真田哲哉 吉野川市長へ黙祷がささげられた。

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