ヴォルティススタジアム

【千葉vs徳島】試合フォトレポート:不運な失点から盛り返し同点に追いつくも勝ち越せず。

■2019明治安田生命J2リーグ第33節
9月22日(日)千葉 1-1 徳島(15:03KICK OFF/フクアリ/8,630人)
得点者:43’クレーベ(千葉)79’藤田征也(徳島)
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残り10試合、J1昇格争いに向けて1試合1試合が大事となる中、今節はアウェイに乗り込み千葉との対戦となった。
ヨルディバイスがスタメンに復帰した以外は、前節と同じメンバーで臨んだ。

前半、前からプレッシャーをかける千葉に対し、ロングボールとDFラインからのビルドアップを使い分けながらチャンスを伺う展開となる。

11分には、野村のクロスを岸本が折り返し杉本が飛び込むが枠外。12分には渡井、15分には小西がミドルシュート、17分には野村のパスに杉本が抜け出し、切り返しからシュートを狙うがゴールを奪えず。
一方、26分にはCKから千葉の新井に決定的なシュートを打たれるが、ゴールのカバーに入っていた河田がゴールラインの前でクリアしゴールを許さない。
37分には前半最大の決定機。小西の縦パスを野村がフリック。相手DFの当たったこぼれ球に河田が反応。GKと1対1となるが、河田のシュートはGKがセーブ、こぼれ球を拾った杉本がシュートを狙うが、これも相手DFのブロックにあいゴールならず。

そんな中迎えた43分、ペナルティエリア内で相手シュートを顔面で防いだ石井のプレーを主審がハンドと判定。不運な形でPKが与えられてしまい、先制点を許してしまう。

ハーフタイム、「逆サイドを意識してボールを動かすこと。チャンスはつくれているのでしっかり決めきろう。相手は落ちてくるぞ。まずは同点にしよう」と発破をかけたリカルド監督。

後半開始直後の48分、杉本のクロスから岸本が決定機。続いて得たCKから小西のクロスに岸本が飛び込むがわずかに合わず。50分には野村のクロスに河田がジャンピングボレーで合わせるが、上手くミートできず枠外。

69分には河田に代えて藤田を投入。藤田を右に入れ、岸本を前線に上げると、75分には内田航平と島屋八徳を入れ、バイスを最前線に上げる。

すると79分、右サイドからゴールが生まれる。バイスのボールキープから藤田が野村にボールを預けるとゴール前の狭いスペースへ侵入。「ノム(野村)がうまくタメていいボールをくれた」と話す通り、するりと抜け出しGKの股下を抜くシュートを決め1-1の同点に追いつく!

同点に追いついた後も攻め続けたヴォルティスは85分、野村のパスを受けた岸本が決定機を迎えるが、ボールが足元に入りすぎてしまいシュートは枠外。後半アディショナルタイムにも藤田のクロスに島屋が頭で合わせる決定機を迎えるも、シュートを叩きつけ過ぎてしまい枠をとらえきれず。最後まで千葉を攻めたてるものの無常のホイッスル。同点に追いつく粘り強さは見せたものの、決定機を決められず。試合は1-1で終了した。

試合後「千葉県全域の早期復旧をお祈りします」と書かれた横断幕を掲げたヴォルティスサポーター。それにこたえる千葉の選手たち。

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