ヴォルティススタジアム

【直前レポート】伸るか、反るか。Part2~大宮戦~

岡山、大宮、水戸。この3連戦をまずは『全員で、勝ち切る』。

その初戦となった前節・岡山戦(2○1)の逆転勝利は見事! 先制点を許した瞬間、「あぁ・・・」と思った。しかしながら、ピッチ内の選手たちのメンタル状態は違ったようだ。徳島も前半のピッチで風上を選択しようとしていたそうだが「コイントスに勝った相手が風上を選択したので、まぁそれは仕方ないかと。その中で先制点を許したことは個人的にまったく焦りはなかった。風の影響が大きかったので、1失点くらいは仕方ないなという所が正直あった。そこを最低限で進められた」(野村直輝)ことが勝因につながったようだ。岩尾憲も「勝算は十分あった。もちろん、“決める、決めない”という部分は出てくる。ただ、チャンスを作ること自体は自信があった」と風上に立つ後半は、優位に試合運びできる算段があった。こういうときに経験の多い選手の存在は強みになる。

また、後半は「セットプレーで何度か危ない場面を迎えたが、それ以外は守備陣も集中して危なげなく対応した」(リカルドロドリゲス監督)。その危なかったセットプレー。終了間際に岸本武流がゴールを防ぎ切った場面もあったが、実は偶然ではない。

(残り 1915文字/全文: 2415文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ