ヴォルティススタジアム

【徳島vs水戸】試合フォトレポート:水戸との直接対決を制し、ついにプレーオフ出場圏内に浮上!

■2019明治安田生命J2リーグ第38節
10月27日(日)徳島 2-1 水戸(14:00KICK OFF/鳴門大塚/6,029人)
得点者:22’福満隆貴(水戸)63’河田篤秀(徳島)89’野村直輝(徳島)
————-
リーグ戦も最終盤を迎える中、今節は勝点61で並ぶ・6位水戸との直接対決を迎えた。
スタメンは前節と同じメンバー、一方の水戸は前線の2トップを入れ替え、「攻撃の怖さを持っている(リカルド監督)」カウンターを意識したメンバー構成でスタートした。

前半から押し気味にゲームを進めたのは風上のヴォルティスだったが、先手を取ったのは水戸。前半22分、CKのこぼれ球からカウンターを許すと福満にゴール前まで持ち込まれ先制点を奪われてしまう。
先制された後もヴォルティスがボールを握る時間が続くが「水戸は守備が整理出来ており、スライドも早く、僕たちの研究もしているように思いました(岩尾)」と話すように、なかなか攻撃のスイッチを入れられず。そんな中、31分には野村がミドルシュートを狙うが惜しくも枠外。38分には左サイドに相手ディフェンスを寄せておきながら右サイドでフリーとなった岸本へパスを入れると、岸本が切り返して左足シュート。しかしこのシュートは相手に防がれてしまう。40分には河田が前線で相手からボールを奪いシュート、41分にも河田が巧みなターンからシュートを狙うがGKに防がれる。45分には杉本の鋭いクロスに岸本が飛び込むがシュートは枠外。結局前半は0-1で終了。

ハーフタイム、「ビルドアップの改善(リカルド監督)」するため、プレッシャーのかかっていた右サイドに内田航平を投入する。

風下となった後半、野村と渡井がボールを触る回数が増え攻撃でもバイタルエリアまで侵入する回数が増えるようになる。58分には岸本のボールキープから小西のミドルを放つと、63分、左右を大きく揺さぶると、左サイド杉本が得意の形からグラウンダーのクロス入れると「完璧なボールを、僕が普通に合わせただけ」と河田がしっかり合わせ同点に追いつく!

76分には同点に追いつかれた水戸も反撃。FKを直接狙われるが、これは梶川が横っ飛びでファインセーブ。79分にはボールをひっかけられゴール前で決定的なピンチを迎えるが、相手のシュートミスで事なきを得る。

そんな中迎えた89分、途中出場の清武が右サイドで起点を作ると素早くフォローに入った渡井へパス。渡井がマイナスのクロスを入れると、中央でフリーとなった野村が左足シュート!土壇場で逆転に成功する!

残り時間、しっかりと試合を閉めて試合はそのまま終了。2-1で水戸との直接対決を制したヴォルティスは、順位をプレーオフ出場圏内となる5位に上げた。

試合後、選手たちに「今日の勝利は喜ばしいことだが、まだ何も決まっていない。我々はこのまま続けてやっていこう」と話しかけた指揮官。

また「試合後に岩尾選手が失点について改善しようという話をし、引き締めることも出来ました。残り試合は少ないですが、この雰囲気や勢いを持って、全員で戦っていきたいです(内田航)」。しっかりと引き締めながら、残り試合1戦1戦しっかりと戦いたい。

□試合フォト

(残り 113文字/全文: 1433文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ